リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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アサヒナキマダラセセリ他を見る、於茂登岳自然観察登山5

2018年05月23日 | 山が好き!

於茂登岳頂上到着しました! スタッフ別で参加者23人との事です。

後ろに見えるは川平湾と石崎半島。リーフの状態が良くわかりますね。石垣島に住むオイラ達にとっては見慣れた海ですが、内地の海にはリーフはないので海の中にこんなラインはありません。だからリーフのラインがある海の写真を見ると、「あぁこれはサンゴがある暖かい地域の海なんだなぁ」と言う事がわかります。

脱皮直前のバッタ(イナゴ?)君です、半透明ですね。まだ脚が少し抜け切ってません。

最後は於茂登岳の頂上より先にある名蔵御嶽のイビです。イビとは神様が下りて来る時の目印の事で、御神体だと思ってる方が多いようですが違います。ですからイビは森だったり水が湧き出している所だったり、色々あります。 名蔵御嶽のイビと書きましたが、沖縄県一高い於茂登岳はどうも他の地域にとってもイビらしく、他の島々からも神司(ツカサ、神に仕える女性)がお供を連れて拝みに来ます。実は石垣島全体を一つの風水として、その中心が於茂登岳になるんですが、もしかしたら八重山全体、もしくは琉球王国全体の風水の中心地が於茂登岳なのかも知れませんね。

まだ石垣島に来て間もない頃、石垣島全体の風水としての配置図を石垣市史か球陽などの古文書で見た事があります。今度見つけたらコピーしておかないといけませんね。 

数字が取れるから、「いいね!」を多く取れるから、と言った理由で沖縄の御嶽をパワースポットとしてTVや雑誌、ブログ等で紹介しているのを見ると何て罰当たりなんだろうと思います。観光スポットとして開放されている場所もありますが、殆どの御嶽は神聖な場所で観光気分で行く場所ではありません。入れたとしても入って良いのはココまで、左側を通る、など色々なルールがあります。マスコミやブログ等を見て何処の御嶽でも入って良いんだと勘違いしないようにし下さい。この時もみんな粛々とした気持ちで、ココから先はちゃんと拝む人以外は誰も入っていません! 

コメント
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