国天然記念物のキシノウエトカゲ(トカゲ科、絶滅危惧種)です。時々見かけるんですが素早く、普段持ってるポケデジではなかなか大きく撮れないので久しぶりの掲載です。日本最大のトカゲで先島諸島にしかいない固有種です。40センチくらいになるんですが、寸胴なので大きいと言うよりぶっとい感じです。海岸から山の上までどこにでも住めるせいか、肉食系で何でも食べます。
子供の頃は青い尻尾で体に線が入っていて、イシガキトカゲやニホントカゲの幼体にそっくりなのは有名な話ですね。実は大人になってからも結構似ていて、実物を見ればそのズングリ具合と大きさで見慣れてれば何となく分かりますが、画像だけでどっちだ?と聞かれると結構難しいです。実際ネット上でこれ怪しいなぁ、と言うのが結構あります。オイラも大丈夫かな? この子はデカかったから(30cm位)大丈夫でしょう(笑) 先日のWWFの講義では沖縄産のトカゲが滅茶苦茶売られてるそうです。そしてキシノウエトカゲも売られてるとかで、ますます石垣では規制を厳しくしようと言う方向になっています。保護地区のパトロールはほぼ一年中、保護地区以外の保全種のパトロールも頻繁になって来ました。