先日、アイフィンガーガエルの成り立てを載せましたが、今回はヤエヤマアオガエル(アオガエル科)の成り立てを載せます。やっと尻尾が取れました。僕も大人の仲間入り? ちょっと前にもうすぐカエル!のしっぽ付きのアオガエルを載せてますので、もう一段階若い子を見たい方はそちらもどうぞ。「お客さん、若い子が好きですねぇ(笑)」
今回偶然発見したのは、一つのシダの葉っぱに沢山のヤエヤマアオガエルの成り立てが乗っかって寝ていました。一匹見つけたら、あっちにも、こっちにも、集団でいました。同じ泡々から生まれた兄弟なんでしょうか?近くには大きめの水たまりの穴があるんですが、今までそこでアオガエルの泡々を見た事無かったけど、そこ以外考えられないなぁ。
昼間のアオガエルは基本薄目を開けて寝ています。まるで悟りを開いているように(笑)。ですから、そ~と近づけば大抵の方はポケデジのマクロで超接近して写真に収める事が出来ます。今回のはみんな引きで撮ってますが、撮りたかったら顔のドUPだって撮れますよ。
日の当たった場所で寝てた子。何となく汗を掻いてる様に見えますね。え?カエルも汗をかくの?答えはNOです。カエルは汗を掻きません。時々汗を掻くと書いている方がいますが、あれは汗ではありません、じゃぁ何か?
その前に、全てのカエルは強い弱いは別として常に皮膚から毒のある体液を出しています。それは皮膚呼吸をする為に生細胞を表面に出しているからで、生細胞は濡れてないと死んじゃうし、皮膚呼吸出来ません。その生細胞を雑菌とかから守る為にも毒入り体液が必要なんです。で、話を戻すとその生細胞の水分が暑い時どんどん蒸発して体が濡れてきて酷い時は水滴になるくらい体の表面に溜まります。ですからそういう時のカエルはかなりヤバイ状態だと思ってください。ちなみに人間も僅かですが皮膚呼吸してます。