「松ぼっくり」の中にある「マツの種子」を見た事がありますか? えっ、食べた事あるって? 確かに食用で「松の実」売られてますね、でもあれは基本的に日本のマツとは違います。日本のマツは種の部分が凄く小さく、食べられない事はないんだろうけど・・・。
オイラが紹介したいのはそこじゃなくって、マツの種子は羽を持って回転しながら飛ぶ事が出来るって事。
外国では本当に羽でもって飛んで行く「アルソミトラ・マクロカル」や、「フタバガキ科の種子」が羽子板の羽のような形をしていて有名ですが、日本にも色んなタイプの飛ぶ種があります。日本で見られる飛ぶ種と言うとタンポポのような綿毛で飛ぶタイプが真っ先に思い浮かぶと思うんですが、羽付きだとカエデ(石垣だとクスノハカエデ)、ハウチワノキ、アオギリ、ヤマノイモ、ニワウルシ、サルスベリ等でしょうか。
植物達は色んな方法でもって我が子をバラ撒きますが、その代表的な例は、水を使ってバラ撒く、動物にくっ付いたり食べられたりしてバラ撒く、そして今回の風に乗ってバラ撒くなどです。他にもあるかも知れないけど、だいたいこんな感じ。ちなみに木々の30%くらいが風を使うやり方だそうです。ではマツの場合、種の部分を中心に水平に回転しながら風に乗った時はかなり遠くまで(50m位)飛んで行きます。
何とか撮って見たんですが回転してるのは分かるけど、どういう状態で回ってるのかは分からないですよね、ゴメンなさい。
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