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花の下に立って、遊佐は、 「花疲れ」 という言葉を思い出した。 咲き過ぎる桜は人を疲れさせる。 初めは美しさに息を呑むが、 見続けているうちに、花に花が重なる 艶やかさに息苦しくなり、 やがて全身に疲れが忍び込む。 「贅沢なことだ・・・・・」 【渡辺淳一作 「桜の樹の下で」】 |
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昨日、夜半から降り出した雨は、朝には上がりました。
とは言え、天気の回復は緩やかです。
この雨のせいで、玄関下の階段は、
ジャスミンの花の絨毯。
花の命は短いとは良く言ったものですね。
一方、このくらいで丁度良かったのかも知れません。
どこかに、こんな風に思う私がいます。
桜ではないけれど、この所のジャスミンや薔薇で
少々、「花疲れ」 気味ですから。
同時に 「香り疲れ」 気味かも知れません。
~なんて、贅沢なことですね。
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第2弾。
今度は、レース
(布)のバッグが
出来上がりました。
(冒頭の写真。
それ以外は市販の物)
材料は全て手持ち。
しかも、?年来の物。
従って束で買って
いる、レースの折り目
部分の色が変わって
いたり。往生しました。
木の持ち手には
腕が入ります。
以前、手首までしか入らないバッグを作って、
使い勝手の悪さに閉口した事も。
それにしても、たった一つバッグを作ったくらいでは、
おびただしい数の材料は一向に減りません。
切り刻んで余計に嵩(かさ)を増やしたようにも。
こうなれば材料自体を処分しなければ
ならないのかも知れませんね。
そうそう、嵩高いと言えば・・・。
喫茶店などに置いてある、
メニューボード用の板が出て来ました。
これに薔薇を描いて・・なんて思ったようです。
本気で喫茶店なんてやろうと思っていたのかしら・・?