

【香るアーチ ~ 「木香薔薇(モッコウバラ)」】

どこから吹いて来るとも知れぬそよ風が、 露に濡れた若い羊歯の強い香りを載せて、 二人を迎えた。 夕闇の立ち込めた遥か向こうには、 木々の枝越しに、青い窓の家の 台所の灯が楽しそうに輝いていた。 【「赤毛のアン」 第10章】 |

今日は再び暖かくなりました。
ここに来て、どうやら桜の花は終焉を迎えたようです。
桜が散ると、俄(にわ)かに青葉、若葉が目に付くようになりますね。
白っぽくて産毛のようなもの、はたまた艶めいた濃緑、
陽を透かす淡い緑等など・・。あまりの美しさに思わず見とれています。
そして、他の花々も一斉に咲き始め・・。
いよいよ春たけなわ・・といった様相を呈して来ました。

【「著莪(シャガ)」】
【次々と咲く 「クリスマスローズ」】

一番花の写真をアップ
したばかりですが、
あれから少しずつ開花中。
とは言っても、
まだまだスタートライン
に立ったばかり。
満開には程遠い
状態ですけれど。
今年はジャスミンが
不調で暫くショック状態?
でしたが、この
木香薔薇のお陰で随分、
救われています。
そうそう一方で、
嬉しい悲鳴も。
薔薇が例年になく
元気です。
こんな所に?
と思う場所から葉っぱを
付け、既に花芽を
付けているものも。
まさに、「捨てる神あれば、拾う神あり」 ですね。
相変わらず俯いてばかりの 「クリスマスローズ」 も続々と。
こればかりは、季節と花の名前が一致しませんが、
こうして見ると、典型的な春の花なのですね。