【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

変化(へんげ)の月の花物語 ~ 白色編

2016-04-25 18:15:08 | 香る庭の花綴り



【満開!!】


【明日への希望】










その春、何という恐怖が
のしかかったことであろう ――
あのように美しいあの春に!
けだるい日々、太陽の輝く青空、
まだ青草の燃え出ぬ大地に
喜び迎え入れられる俄か雨の柔らかな音、
水仙やイチハツやすみれ
淡紅色たんこうしょくと白の妖精国と化した果樹園、
小川のせせらぎ、小鳥の美しい歌。
そうだ、妙なる春の喜びが国中に
満ち満ちていた。                    
                 【「アンをめぐる人々」 5.】










   今日は春の風物詩でもある霞・・ならいいのですが、
  黄砂がかかっています。晴れているのに青空が見えません。

   それでも桜から始まる4月は、変化(へんげ)の月だとか。
  今、沢山の花に囲まれています。

   そう言えば、ついこの間まで金木犀や樫(カシ)の若葉が、
  まるで花のように優しく揺れていましたっけ。

   今では大分、その色を濃くしています。
  そのうち庭中が深い緑で覆い尽くされる事でしょう。

   ところで一連の地震報道は大分、少なくなりましたが、
  前述の景色は、つい阿蘇を思い浮かべてしまいます。

   訪れたのは随分、昔ですが、あの美しい阿蘇が・・と思うと、
  言葉がありません。時に自然は牙を剥く・・。

   日本全国、活断層だらけで他人事(ひとごと)ではありません。
  それに活断層だけが動くというのでもないそうですね。

   こうなれば、一日、一日、無事で暮らせれば良しと考え、
  毎日を感謝しながら暮らすしかありません。










【咲き始めた 「ジャスミン」】


【次々と咲く 「クリスマスローズ」】




【「小手毬(コデマリ)」】


【「空木(ウツギ)」 ~ 卯の花】




   今、満開なのは
  木香薔薇(モッコウバラ)。

   尤も、そろそろ
  散りつつもあり、
  次の雨が心配・・
  といった所です。

   そして待ちに待った
  ジャスミンが開花。

   やはり昨年までの
  花の量には遠く
  及びません。

   でも、こうして
  咲いてくれただけで
  嬉しいです。感謝。

   そうそう、
  クリスマスローズ。

   薔薇などは堂々と?
  陽の当たる場所を要求
  しますが、この花は少しの陽でも
  満足して可憐な花を咲かせますね。

   そう言えば、シャガなどは、ほとんど日陰。
  それでも清楚で美しい花を咲かせます。
  こんな事ですら、つい人生の姿に思い比べている私がいます。