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鏡の前で一生懸命、 アンの話し振りや、 表情、仕草などをその通り、 真似するのだった。 (中略) あの上品な顎あごの起こし加減、 星のように、さっと輝く目の表情、 風にしなう枝のような歩き方の コツを身に付けられるであろう。 (中略) 「でも、あたしは綺麗でなくてもいいから、 お嬢さんのような姿になりたいですわ」 (中略) アンは笑い、自分に捧げられた賛辞の いい所だけを受け取り、 有り難くない所は捨て去った。 【「アンの青春」 第27章】 |
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こちらは晴れ。厳しい暑さになっています。
しかしながら、九州地方の土砂災害、大変な事になっていますね。
最近は雨の降り方が尋常ではなく、心配していた矢先の出来事です。
どこで何が起きても不思議ではない・・。
どうやら、百年どころか千年に1度の事が
起きていると言っても過言ではなさそうです。
しかもこれだけではありません。ミサイルだって飛んで来る・・。
暗澹(あんたん)たる気分になるのも詮方(せんかた)ない事でしょう。
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さて、話はガラッと変わって。
いつの間にか、七変化の紫陽花は終焉を迎えようとしています。
「額紫陽花(ガクアジサイ)」 の中心をぐるりと囲んだ
花びらが、上を向いて来ました。
尤も紫陽花には、立ち枯れた姿にも風情があります。
これからはその変化にも心を配ると致しましょう。
一方、朝の美人こと朝顔は、これからが本番。
西洋朝顔(ヘブンリーブルー)は、
早くから咲いていましたが、いよいよ日本朝顔も仲間入り。
私は、華奢で繊細な朝顔が大好きなのです。
こんな朝顔を見ると、なぜかアンを思う私。
花も然(さ)る事ながら、“さみどり” の葉っぱも美しいですものね。