満ちて行くこの１年

　　　早いもので、今日から12月ですね。
　　その12月の1日目の朝は、穏やかに明けました。

　　　こちらは今日も秋晴れ・・いえ、冬日和でした。
　　でもやはり到底、師走とは思えない暖かさです。

　　　




　
【暁の空】　　　　　　【１時間後の空】
　　　　　　　　　　　　　　　


　　　

　　　ある本に、12月は年が終わるのではなく、
　　1年が満ちる事だとありました。

　　　従って12月は　『年満月としみつづき』　。
　　1年が本当に満ち足りた思いで過ごせるといいですね。







【冬の木漏れ日】
　
　



　　　上の写真は我家の紅葉（もみじ）です。
　　自分の庭のそれをすっかり忘れていました。

　　　後、どの位の期間、
　　こうして葉っぱを付けていてくれるでしょう。

　　　もう時間の問題のような気もするのですが・・・。
　　それにしても 『灯台もと暗し』 とは、良く言ったものですね。

　　　




　
【沈む夕日】
　　　　　　　　　　　　　
　
　




　　今日の暁の空もそうですが、
　　夕空も思わず声を上げてしまう程、素敵でした。

　　　写真では、その微妙な色合いが、もう一つお伝え出来ません。
　　ここでも　アン　の言葉を借りると致しましょう。

　



　　　“ピンク色を帯びた朱色の夕日と共に、
　　その夕日が薔薇色に、サフラン色に沈んだ後の、
　　こよなき30分の中で、紫色の夕暮れの中を
　　家路に向かった。・・・”　　　　　

　


　　　今日の私が、まさにそうでした。そしてもう一つ。　　　

　

　　　「夕日には二つとして同じものがないのよ。・・・・・」　　　

　　　アン　のこの囁きが、私の中をぐるぐる駆け巡っていました。