マシュウがプライト・リバーに着いてみると、 汽車の影も形もないので、 これは早く来過ぎたかなと思って、 小さなプライト・リバーの宿屋の庭に馬を繋ぎ、 駅長室へ行ってみた。 長いプラットホームには人気はなく生き物と言えば、 ホームの一番外れの砂利の山の上に、 女の子が一人、座っているだけだった。 マシュウはそれが女の子だという事にも ほとんど気付かずに、 その方を見ずに出来るだけ足早に通り過ぎた。 【「赤毛のアン」 第2章】 |
起床時こそ真珠色の空
でしたが、こちらは今日も晴れ。
写真のような淡い雲が
広がっています。
ただ今日は、ちょっぴり夏の
蒸し暑さも戻って来ています。
とは言っても、
エアコンを入れるほどでは
ありませんけれど。
ところで今日9月9日は、
五節句の一つ、
「重陽の節句」 ですね。
日本では 「菊の節句」 とも。
尤も陰暦ですから菊の花の盛りは、もう少し後になりますが・・。
さて編んだものの、すっかり忘れ、
しまい込んでいたベレー帽。
やっと探し出しました。(2枚目)
レースではなく、太い
サマーヤーンで編んだもの
ですので、これをかぶるには
今が1番良い季節でしょう。
日除けにはなりませんが、
つば広帽子とは違って、
くるくると丸めてバッグの中などに
しまえますので、旅行などには重宝しますね。
ちょっとした気分転換に。
そうそう、手作りのコサージュを付けてみました。
『アンの世界』 の人々のように活きたお花は付けませんから。
こんな風に・・あんな事、こんな事を
ぼんやり考えていましたら・・。
旅に出たくなりました。革のトランクを持って。
~なんて。一体、いつの時代・・? と言いたくなりますね。
それにしても引きずるように丈の長いスカート、
頭にはちょこんと乗せた帽子、パラソル。
精一杯お洒落して出掛けた、
一時代も二時代も前の光景が目に浮かびます。
勿論、アンの時代もダブって。「ガタゴト、ガタン、ゴトン・・!!」
そうこうするうちに、すぐそこの停車場に馬車が到着したようです。
行先は、ググッと遡って19世紀後半の 「幸福行」。
では、ちょっと行って来ます!(笑)
先日、同じような茜色のシルクのストールを買いました。
素敵な色でとっても気に入っています。
長いスカートを少し摘みあげ
パラソルを射しているリラさんを想像しています。
今の時代、あり得ないですが・・・
何だかリラさんのブログにお邪魔すると
今でも日本の何処かに居るような気がします。
馬車に乗って楽しい旅へ・・・
「幸福」の街に行ってらっしゃ~~い
いつも温かいコメント、有り難う~!
馬車、つい先程戻りました~。午前0時の鐘に間に合うように・・。
そして硝子の靴を忘れていることに気付いて。
~アレ・・? いつの間にか、かぼちゃの馬車に変わっていましたわ~。(笑)
~なんて。失礼致しました。
>先日、同じような茜色のシルクのストールを買いました。
いつも思うのですが、日本の色の呼び方素敵ですよね~!
ベルママさんの 「茜色」 も 「珊瑚色」 もそして 「朱鷺色」 も。
シルクのスカーフですの・・? ベルママさん~。
私は、レース。やはり同類でしたのね~。(笑)↓
http://blog.goo.ne.jp/lilas_vera/d/20110510