【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

象牙の杯 ~ 白薔薇

2014-07-05 17:22:57 | 薔薇の追憶





【再び 「白い貴婦人の薔薇」】




【昨日の蕾が・・「公爵夫人の薔薇」】








「どうして神様が今日、
雨を降らせなさるのか分からないわ」
と、ナンは反抗心を燃やして小声で言った。
(中略)
しかし、俄か雨は間もなく過ぎて、
再び日が輝いた。
(中略)
まだ雨のが大粒の真珠のように
金蓮花きんれんかの葉に載っていた。                
                 【「炉辺荘のアン」 第37章】






   早朝、5時頃一旦、目覚めた私。
  その時見上げた空は茜色に染まり、
  珍しく趣きのある空・・と思ったものです。

   もう一度眠りに就き、再び起き上って見た空は、
  何の変哲もない、いつもの曇り空に。
  雨こそ降っていないものの、独特の梅雨空です。

   ただ日中も、どうやら天気は不安定のよう。
  知らぬ間に雨が降っていたようです。

   この時期には珍しく、
  気付かないような静かな俄か雨です。
  勿論、今はやんでいますけれど。










   さて、「白い貴婦人」 こと、
  白薔薇が再び開花。
  (正確にはアイボリー)

   白薔薇・・。
  無垢で清楚な花嫁の色は、
  思いがけない豊かさと
  ふくよかさを内面に
  湛(たた)えて
  いるようですね。

   又、この薔薇は、
  咲く度に違う表情を
  見せてくれる気がして
  なりません。

   ただ、前回5月よりは
  花は幾分、小さめ。

   そうそう、深紅の薔薇。
  (冒頭から4、5枚目の写真)
  昨日の蕾が一夜にして開花。

   いつも思うのですが、
  薔薇って、蕾も素敵だけれど、
  しべが見えるまで咲いた姿も愛らしいですね。

   ~なんて。
  最盛期の薔薇に比べて少々、傷んではいるけれど、それも愛敬。
  相も変わらず薔薇讃歌は、留まる事を知りません。


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