その木に咲いたたった1輪の薔薇だった。 (中略) エミリーは出来るだけ長く、 その小さな薔薇の花を花瓶に入れて 書斎のテーブルに置いた。 【「エミリーの求めるもの」 第20章】 |
平成最後の年、平成31年(2019)も1月はアッという間に過ぎ去り、
はや2月に。このブログも、1月は全休してしまい、今では開店休業状態。
それでも訪れて下さっている方々に感謝申し上げます。
節分、立春も過ぎ去ると一気に春めいて来た気がします。
尤も、この時期ですから気温の寒暖差は激しいですが。
意外にも2月は好きな月です。
冬と春の狭間。厳しい冬から春の兆しが感じられる季節。
この移り変わりが、なぜか好ましく、
「春立つ日」 というだけで心が仄かに温かくなるのです。
そんな今日。(水仙と山茶花を除き)久しく冬枯れだった庭に深紅の薔薇が咲きました。
それだけで庭がパッと華やかに。まさしく薔薇効果です。
今回は、エミリーのように切り取るのはもう少し後にしましょう。
もうしばらくは、このまま楽しむつもりです。
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