【地上の星 ~ 「花韮(ハナニラ)」】
吟遊詩人の駒鳥が樅の木で囀り、 沼地では蛙が歌っていた。 丘辺の溜池はどれもみな、 トパーズとエメラルドのような 光に溢れていた。 【「アンの青春」 第13章】 |
朝は、昨日同様の花冷えでしたが、
日中は昨日以上の暖かさとなりました。
昨日、訪れた里山の桜は今日も健在。
今年は、桜の開花時期が短いとの予想でしたが、
こちらは意外にも持ってくれています。
この上は一日でも長く・・と願うばかりです。
そう言えば、鶯(うぐいす)の鳴き声に混じって、
駒鳥の囀りも相当数、聞こえて来ます。
「ホ~ホケキョッ」 と鶯が、ひと際美しい声で鳴けば、
「チュルル~ッ」 と甲高い声で駒鳥が後に続き・・。
春ですね。
さて、今日は裏庭に
ひっそりと咲く、
野生の菫を発見。
最初の頃は、
1輪か2輪でしたが、
毎年、僅かながら
増えています。
一方、春の定番である
チューリップも。
ところで、こちらの
チューリップ。
同色のラッパ水仙の
すぐ傍に植えていますから
あまり目立ちません。
順番が前後しますが、
「花韮(ハナニラ)」。
(冒頭の写真)
韮の匂いがするから
「ハナニラ」 なんて、
何といい加減な? ネーミング。
しかしながら、英名は 「Spring star flower」。
「春の星の花」、こんなロマンティックな名前が付いているのですね。
この花も柔らかな花ですから、風でも吹けば、
すぐ地面に倒れ込んでしまいます。
尤も、そんな姿は 「地上に咲いた青い星」 のようですけれど。
そうそう 「木香薔薇」と、
「オーストラリアンブルーベル」 も蕾を付けました。
これらも最初の頃より随分、大きくなりました。
【明日の蕾 ~ 「木香薔薇(モッコウバラ)」】
【明日の蕾 ~ 「オーストラリアンブルーベル」】
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