【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

加速する季節の中で

2013-11-21 18:55:18 | 路傍の花~道草













「こんな美しい、可愛い所って、
あたし、見た事も想像した事もないわ」
アンは大喜びだった。
「まるで物語の本か夢の中から
抜け出したようじゃないの」
(中略)
・・・家全体に絡んでいる蔦は のため、
青銅色や、葡萄酒のような
赤色に紅葉していた。   
                【「アンの青春」 第21章】





   こんな空で明けた今朝。
  朝の早い時間には随分、
  寒く感じたものです。

   しかしながら、
  日中は気持ちの良い
  小春日和となりました。

   「今日は暖かいですね!」
  「本当! 家の中より
  外の方が暖かいみたい・・」

   たまたま落葉の掃除をして
  いらした、ご近所の方との会話も弾みます。












   暑くもない寒くもない、
  そんな今日は、恒例の? 
  道草にピッタリです。

   少々、遠回りは
  しましたが、駅から
  家までの帰り途の道草。

   見上げたり屈んだり、
  はたまた横を向いたり。

   いつもの見慣れた景色が
  何の変哲もない道端の植物が、
  何とも言えない色に染まっています。

   秋の色は百色・・と言いますが、本当ですね。
  今日の 『アンの世界』 にもありますが、
  それらは霜に焼け、素敵なグラデーションを織り成しています。

   これからもっともっと深みを増す紅葉、そして風を鳴らす枝。
  やがて朽ちる・・それまで、まだまだ個性を増す葉の色に目が離せません。


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