




「こんな美しい、可愛い所って、 あたし、見た事も想像した事もないわ」 アンは大喜びだった。 「まるで物語の本か夢の中から 抜け出したようじゃないの」 (中略) ・・・家全体に絡んでいる蔦は 霜 のため、 青銅色や、葡萄酒のような 赤色に紅葉していた。 【「アンの青春」 第21章】 |


朝の早い時間には随分、
寒く感じたものです。
しかしながら、
日中は気持ちの良い
小春日和となりました。
「今日は暖かいですね!」
「本当! 家の中より
外の方が暖かいみたい・・」
たまたま落葉の掃除をして
いらした、ご近所の方との会話も弾みます。




そんな今日は、恒例の?
道草にピッタリです。
少々、遠回りは
しましたが、駅から
家までの帰り途の道草。
見上げたり屈んだり、
はたまた横を向いたり。
いつもの見慣れた景色が
何の変哲もない道端の植物が、
何とも言えない色に染まっています。
秋の色は百色・・と言いますが、本当ですね。
今日の 『アンの世界』 にもありますが、
それらは霜に焼け、素敵なグラデーションを織り成しています。
これからもっともっと深みを増す紅葉、そして風を鳴らす枝。
やがて朽ちる・・それまで、まだまだ個性を増す葉の色に目が離せません。
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