【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

西の雅(みやび)

2011-11-01 16:55:16 | 旅気分・夢気分
【薄紫色の世界】







   









花はほとんど全部、秋じゅう夢のように美しかった
あの見事な私の紫苑も2週間前に
黒く霜枯れてしまったが、花壇の周りには
まだ、ふわふわした白いアッサムがぐるっと
取り巻いていた。煙ったように
赤い狩猟月が丁度、梢の上に出て来た。
西の方の黒ずんだ木が2、3本立っている
白い小山の後ろは赤黄色に輝いている。
晩秋の夕の末枯うらがれた風景につきものの
妙に深い悲しさを雪は追い払ってしまい、
古いニュームーンの斜面や牧場は微かな
月明りにおとぎの国と化していた。
                【「エミリーはのぼる」 第16章】


   







   穏やかで、まるで春のように優しい空で明けた空。
  こちらは今日も秋晴れの天気を迎えています。

   早いもので今日から11月ですね。
  素敵な 『アンの世界』 も11月は上記の通り。

   こちらは、これから色鮮やかな紅葉の季節を迎えます。
  ちょっぴり、『アンの世界』より優越感に浸る季節。

   とは言え、それこそ素敵な季節はアッという間に過ぎ去ります。
  後1ヶ月もすれば年賀状の心配をしなければならないと思いますと、
  月日の通過するスピードに、おののいている私がいます。







【象鼻ヶ岬】






   





   穏やか・・と言いますと、
  これもあくまでも穏やかな海、瀬戸内海。

   恒例の山口詣で? に出掛けて来ました。
  およそ、半年振り。

   ( 【前回】 よりは短かったけれど)今回も全走行距離は、
  千キロを越えました。しめて1,036km。
  写真は早朝の象鼻ヶ岬。薄紫色に染まる世界です。

   前日の雨も上がり、早朝、
  薄紫色だった世界は、日の出と共に煌く黄金色に。

   もうすっかりお馴染みの景色ですが、
  鏡のような海を見るともなく見ていますと・・。
  日頃の憂(う)さなんて、コロッと忘れてしまいますね。

   ※ 長くなりましたので明日に続きます。  


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