【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

遊ぶ春色、桜色・・

2012-04-22 17:27:57 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編





アイリーン伯母さんの家と隣家の境にある
ライラック の生垣から良い匂いが
波のようにジェーンの顔を打った。
芝生の隅に立っているポプラは
青々とした笑いで震えていた。
林檎の木は親しげに腕を差し伸べていた。
白いかもめが舞い上がったり
さっと舞い下りたりしている港の向こうに、
雛菊ひなぎくが点々と咲く原が遠くに見えた。
雨上がりの空気は湿り、快かった。
                 【「丘の家のジェーン」 11.】


   雨の休日となりました。
  おまけに日射しがありませんから肌寒く感じられ・・。

   又々、昨日の装いとは一変した姿になっています。
  今年の気候は一体、どうなっているのでしょう。
  そう言えば・・。

   梨の花が長持ちしている事は昨日もお伝えしましたね。
  実は桜(ソメイヨシノ)もそう。まだまだ残っているのもあるのです。

   その傾向は昨秋の紅葉(もみじ)から。
  葉を全部落とさないで年を越したのも初めてなら、
  前年の枯葉を付けたまま新芽を付けたのも初めてです。





【桜のお香】


     さて、うっかりする所でした。
    桜の季節が訪れましたら、桜の花びらを模(かたど)った
    珈琲カップで・・と楽しみにしていた私。

     八重桜も咲いていますし、まだ間に合いますね。
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。

   今日の珈琲テーブルは・・
  何を隠そう、いつかの
  【ミシン】 の補助台です。

   今日の引用文のように、
  その香りが庭から漂えば
  言う事ないのですが・・。

   今となっては桜は無理ですものね。
  アロマキャンドルとお香で代用です。
  香炉も桜色です。

   ゆらゆらと立ち昇る青い煙を
  見るともなく見ていますと癒やされます。

   そうそう、我家のリラの樹。“青々とした笑い” で震えています。
  尤も今日の雨と肌寒さのせいですけれど。

   桜の花びら珈琲カップ、写真の撮り方が悪かったですね。
  去年の写真で代用です。  


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