【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

満月と薔薇

2015-11-27 20:12:52 | 薔薇の追憶

















 美しい夜だった。
満月は丁度、鬱蒼うっそうとした丘の森の上に上り、
月光はポプラ越しに私の前の庭に射していた。
西側の樹木のない片隅から、
夕映えが微かに残った銀青色の空が見えた。
この時の庭は実に美しかった。
薔薇の季節で、
家の薔薇は満開だったからである ―― 
                 【「アンの娘リラ」 第10章】











【午後4時半の空】










   今日は、燦々と輝く太陽と共に始まった一日。
  随分、久し振りな気がします。

   そして気候は一気に冬へ。
  これまでの暖かさが一変しました。

   そう言えば昨夜見た満月の美しさと言いましたら・・。
  ピリッとした冷気と共に透明感もより増した気がして、
  しばし見とれていたものです。

   ところで、すぐ上の写真は午後4時半の空。
  晩秋の空は、既に黄昏の雰囲気。

   ス~ッと一直線に伸びた雲が面白くて。
  結構な長さになっています。

   さて、先日の薔薇が満開になりました。
  あれから3日。

   まだ開き切っていず、俯き加減だからでしょうか、
  心なしか愁いを帯びているようにも見えた薔薇。

   とびきりの笑顔になっても、
  なぜか同じ事を感じてしまいます。

   このような色は、深まった秋を映すには、
  ピッタリの花色かも知れません。
  紅葉した周囲の景色に、しっくり馴染む気がします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿