

【アンも好きなピンクの薔薇 ~ 「ティファニー」】



ジム船長は熱烈な 美の崇拝者 であった。 聞くもの、見るもの、全て美しいものは 彼に深い、得も言われぬ、 精神的な喜びを与え、 生活を明るくするのだった。 【「アンの夢の家」 第9章】 |

今日は朝から雨。
梅雨ですから当然の事ですが、
一日中降り続く雨は本当に久し振りな気がします。
今年は、ここまで梅雨季(つゆどき)にしては珍しく、
降り続く・・という事がありませんでしたから。
おまけに日射しがありませんから、
昨日の真夏日は陰を潜め、幾分、肌寒くなっています。


さて、雨と紫陽花は相性が良いのは周知の事ですね。
しかしながら雨に濡れた薔薇も、どうしてどうして。
ともすれば負になる事ですら、大きな魅力にしてしまう・・。
その強靭(きょうじん)さに魅かれます。
ペチュニアは、雨に打たれると呆気(あっけ)なく萎(しお)れ、
一見、丈夫そうなカンナは雨の重みに耐え切れず、
へなへなと腰を折る有様。
一方の薔薇。
雨などものともせず、微動だにしない立ち姿。
それは前述の花とは逆で、
強靭なのに、楚々としたその姿には哀愁さえ覚え・・。
何という恐れ多い花なのでしょう。
薔薇に降る雨は、その雨音さえ、違った音を奏でるのでしょう。
そうそう冒頭の写真。アン も大好きなピンクの薔薇ですね。
この薔薇の葉っぱは虫に食われ、ボロボロですのに、
花は美しく微笑んでくれました。さすが女王!
何にしても薔薇はバラなのですね。
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