【大正元年創業のお肉屋さん】
【蔦の絡まるレストラン】
住宅街は大体以前のままだとしても、 町の商店街の方はそうは言えそうになかった。 商店の経営者が変わるのは思い切った 近代化を一度にやってのけようがためだった。 (中略) 以前の面影を留めていなかった。 肉屋 の方は相変わらず 保守的な方針を取っていた ―― 良い肉は良い肉だけの値打が あるんだから、金を奮発する事だ。 金がなきゃ、安いのや堅い肉で 我慢する事だなあ、という態度だった。 食料品店のバーンズも元のままだったから、 ミス・マープルやミス・ハートネルなどは 毎日のように神様に感謝していた。 【A・クリスティー 「鏡は横にひび割れて」】 |
雲、一つない快晴の空となりました。
昨晩から今朝にかけて冷え込みましたが、
日中は暖かくなりました。そろそろ日溜りが恋しい頃。
最近のブログで頻繁に登場の金木犀の花。
そろそろ11月になろうかという今頃、最盛期です。
去年よりも2週間遅く。昔は9月下旬が最盛期でしたのに。
季節がだんだんずれ込んで来ているようですね。
【古民家の喫茶店】
さて、私は昨日も野暮用で外出。こんな時は決まって道草です。
今は気候もいいですから、道草には最適な季節ですものね。
今回は昔ながらの趣きを保っているお店を中心に。
尤も、元からその場所で営業していたか、否かの違いはありますが。
そうそう、『アンの世界』 ならぬ、
今日の 『クリスティーの世界』 を彷彿させるようなお肉屋さんも。
大正元年創業と言いますから、100年以上続いているお店ですね。
そう言えば・・写真こそありませんが、
他にもこのようなお肉屋さんには心当たりがあります。
と言っても 「昭和のお肉屋さん」 ですけれど。
思わぬ所で、イギリスと日本の共通点・・?
偶然にしても面白いですね。
昨日は、迷い込んだ住宅街の中に古民家の喫茶店を見つけました。
その時、1台の車が着き、中に入って行かれたものです、
見るともなく見ていますと・・。どうやら靴を脱いで上がるよう。
今度、友人を誘って出掛けてみましょう。
最近、このような喫茶店、増えているようですね。
古民家好きの私にとっては嬉しいばかりです。
勿論、周辺には、こんなお宅も。
ここでは、(隣町) 板塀 のある門が特徴的です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます