【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

瑠璃色美人~朝顔

2013-09-21 16:10:26 | 香る庭の花綴り

【木の上に高く高く・・】





「私には ものを楽しむ力
なくなって来たのじゃないかしら」
と考えて、ルシンダは味気なさを覚えた。
「そうだわ、 のせいに違いない。
社交的な儀礼を退屈に感じだしたのは
そのためだ」                    
                   【「アンの友達」 5.】




   
   こちらは今日も良いお天気となりました。
  美しい空。淡い水色の空に真っ白い雲が流れるように。
  思わずその空に、しばし見とれていたものです。

   おまけに夜は夜で連日、美しいお月様。
  昨日が 「十六夜(いざよい)」 なら、今日は 「立待月(たちまちづき)」。

   まだ肉眼的には、ほとんど変化のない月ですが、
  欠ける月にそれぞれ名前まで付けて名残りを惜しんだ昔の人。
  さて、さて今宵は、どんな月に出会えるか楽しみです。









【低く地面に】





   さて名残りと言えば、「朝の美人」 こと、こちらの朝顔。
  ゴーヤや胡瓜と一緒に緑のカーテンとして植えたそれは、
  葉っぱも黄色くなり、そろそろ終わりかけています。

   一方、余った種を単独で庭に自在に撒(ま)いたものは、
  まだまだ元気そのもの。今日は、こんな美しい笑顔を見せてくれました。

   それにしても植物の習性でしょうか、
  紅葉(もみじ)や藜(あかざ)と一緒に植えたものは高く高く・・。

   スカエボラの隣りに植えたものは、低く、低く。
  面白いですね。

   そして私は、今日も 「想像の余地」 の世界へ。
  瑠璃色から 「源氏物語」、引いては 「朝顔の君」 へと・・
  それは留まる事を知りません。

   源氏物語では 「空蝉(うつせみ)の君」 が魅力的で好きなのですが、
  (尤も名前と語感の美しさにも魅かれた理由です)
  「朝顔の君」 も 「空蝉の君」 同様に、高潔な女性のようですね。
  「あさきゆめみし」 に詳しく書かれています。

   そうそう、今日の例文。
  ものを楽しむ力は、まだ残っているな・・と自問自答。

   しかしながら、社交的な儀礼は疲れます。
  そんなこんなで。引き分け? としましょうか・・。


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