【午前 6時頃の空】
「早起きの鳥は―― 心の求めるものを捕まえる」 (中略) 「世は常に暁なれ」 彼女はこれを祈りのように口の中で言った。 日の出の前の魔法のような瞬間に、 全てのものは美しかった。 【「エミリーの求めるもの」 第14章】 |
早朝の空が美しくて、
今の私の秘かな愉しみの一つとなっています。
それにしても昨夜のお月様の美しかったこと!
最初は雲に覆われて見えませんでしたが、
その後、見上げた満月は一面の鯖雲の中。
規則正しく並んだその雲の隙間から、
前日(仲秋の名月)の月より、
より透明感のあるお月様が、ぽっかり。
かと思えば、その雲から出たり入ったり。
それは、まるで墨絵の世界。
暫くして、もう一度見上げたお月様。
今度は雲一つない空に煌々(こうこう)と輝いていました。
しばしの天体ショーに見とれ・・。
『アンの世界』 の住人は、皆お月様大好きですが、
私は、それほどでもありません。
でも、そんな私ですら、心奪われるほど、
昨夜は幻想的な月夜でもありました。
ところで昨日の 「平安の瑠璃 & 紫の君」 に続き、
今日のほっそりした紫苑も、貴人を連想してなりません。
それにしても 「貴人と月」 って、絵になりますね。
昨日は記し忘れたのですが、月とはすれ違い? の
朝顔は伸びに伸びて屋根の上まで。
やはり月が観たいのかも知れません・・?
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