【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

私は風の花 ~ その2

2014-04-28 19:17:37 | 路傍の花~道草





【「松葉海蘭(マツバウンラン)」】







4月も末のある夕方、
教会の婦人会からの帰り道、
マリラは、老いた者にも悲しむ者にも、
若い者、幸福な者の差別なく
春がもたらす喜びで、
胸が時めくのを覚えた。
(中略)
・・・灰色の土の下でひそやかに脈打つ、
春の響きに覚まされて行く世界を
感じていたのだった。
春は陸地に広がり、その深い、
大地から湧き上がる喜びに
ものに動じない中年女のマリラの足取りも、
つい軽く早くなるのだった。               
                  【「赤毛のアン」 第27章】






   今日は、久し振りの真珠色の空となりました。
  この所、お天気が続いていましたものね。

   その良いお天気も、今日からは崩れるとの事でしたが、
  案の定、午後2時頃からパラ、パラと・・。
  その後、ほとんど同じ状態。霧雨です。

   気温の方も昨日は暑いくらいでしたが、
  今日は日射しがない分、それ程でもありません。













                                   【「酢奨草(カタバミ)」】
   さて、冒頭の写真。
  風にそよぐ可憐な
  淡紫色の小さな花は、
  「松葉海蘭(マツバウンラン)」。

   一見、弱々しそうな
  花ですが、見かけによらず
  強靭(きょうじん)で、
  しなやかな花です。

   「私は風の花」 第2弾。
  (前回は、【こちら】

   野の花ですが、
  素敵な名前を付けて貰って。

   おまけに花言葉も
  “喜び・輝き”。~なんて。

   こんな、ある意味、
  完全無欠な? 
  野の花もあるのですね。

   一方、遅ればせながら、
  一面の蓮華(れんげ)畑。
  ピンクの絨毯も華やかですね。

   因みに蓮華草の花言葉は、“心が和らぐ”、
  “私の苦しみを和らげる”。

   漢字からも蓮の花を連想しますね。
  でも、どうやら日本だけのようですけれど。

   この蓮華草、ギリシャ神話にも登場しています。
  (ドリュオペとイオレの姉妹)

   ニンフ(妖精)が変身したレンゲソウを誤って摘んで、
  自ら花になったドリュオペの気持ちを伝えたもののようです。

   「もうこれからは花を摘まないで。
  花は皆、女神が姿を変えたものだから」


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2 コメント

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Unknown (Okusama*:..。o○)
2014-05-01 20:10:01
こんばんは~♪

“松葉海蘭”ステキな名前ですね~
リラさんはお花の名前、とても詳しいですよね。
お花だけじゃなくって、知識が広いですよね~

リラさんのブログでは本当に色々と勉強させて頂いて
ありがとうございます!

そして何より、言葉が非常に心地良いです。
返信する
名は体を表す (リラ)
2014-05-02 21:03:45
 今晩は~!  Okusama*:..。o○~☆
いつも温かいコメント、有り難う~!

  >“松葉海蘭”ステキな名前ですね~

 この野の花は恵まれていますね~! こんな素敵な名前を付けて貰えて。
そうそう、昨日のNHKの 「花子とアン」 。

  「薔薇はどんな名前でも同じように匂うと書いてあったけれど・・・
もし薔薇が、薊とかキャベツなんていう名前だったら、
あんなに素敵だとは思われないわ」  
~このアンの言葉を採用していましたね。

 ところで過大なるお褒めの言葉、恐れ入ります。
Okusama*:..。o○~☆の言葉は又々、ジム船長の
「ひまわり式賛辞」 と受け取って置きます~。(笑)
いつも有り難うございます。
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