【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

舞台背景は茜色!

2014-11-28 18:30:56 | 四季のスケッチ



【「灯台下暗し」 ~ お隣の紅葉】




【「藜(アカザ)」 の晴れ舞台】








「芝生にあるあの大きな木も皆大好きなの。
誰があれを植えたのか知らないけれど、
でも、二階へ行く度に
必ず踊り場で足を留めて・・・
ほら、踊り場に風雅な窓が付いていて
幅の広い深々とした腰掛けがあるでしょう・・・
あそこへ座って暫くなりと外を眺めながら、
『誰であれ、あの木を植えて下すった人に
神のお恵みがありますようにと言うのよ』・・・」              
                   【「炉辺荘のアン」 第1章】






   暖かい小春日和が続きます。さしずめ、アン風に言えば・・。
  「その年の11月は爪先立ってやって来て、気持ちの良い
  小春日和が何日も続いた・・」 となるのでしょうけれど。

   それにしても11月の色鮮やかなこと!
  私は温暖な地に育ちましたが、
  それでも昔は、11月も中旬を過ぎれば、
  薄ら寒く、どんより灰色の記憶があるのですが。









【羊歯(シダ)も紅葉】


【こちらは 「ブラックベリー」 の葉】




   さて、庭の地面に勝手に
  生えたかそけき藜は、
  紅葉し、やがてすがれ・・。
  今では跡形もありません。

   一方、大きな鉢の方に
  (これも勝手に)生えた
  それは、今が盛り。

   しかも茜色の燃える
  背景・・と来ています。

   その正体は、お隣の
  山紅葉(ヤマモミジ)。

   藜にとっては最高の
  晴れ舞台が用意されて
  いたのですね。

   我が家の野村紅葉
  (ノムラモミジ)は、
  残す所、4分の1程度に
  なりましたが、お隣の、
  山紅葉は、まだまだ多くの
  葉っぱを残しています。

   この紅葉、二階の
  踊り場からも見る事が
  出来、格好の見物場所と
  なっています。

   居ながらにして紅葉狩りという訳です。
  そう言えば夏には、木槿(ムクゲ)のピンクの花も。
  誰も知らない、穴場中の穴場。素敵な借景です。

   一方、真っ赤な紅葉から目を転じれば・・。
  ブラックベリーや、何と羊歯(シダ)までその色を変えています。

   こちらは辛子色、錆色、柿色・・
  はたまたそれらが混ざり合った物、何色とも言えない、
  でも、秋ならではの独特の色。冬は、すぐ隣りに・・?


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