
【緑萌える】

「今日のような日には人は生きているという 感じを味わい、世界のあらゆる 風 が 自分の姉妹だという気がするわ。 この街道に羊歯の繁みが沢山あって 嬉しいこと ―― 蜘蛛の巣のかかった羊歯が。 蜘蛛の巣が 妖精のテーブル掛け だという ふりをしていた頃の事が、いえ、 そう信じていた頃の事が思い出されるわ ―― 本当にあたしそう思い込んでいたのよ」 【「アンの幸福」 第2年目】 |


この季節の快晴は、
暑くてあまり有り難いものではありませんね。
しかしながら梅雨の晴れ間としては結構、
爽やかな1日となりました。
太陽の下(もと)では当然の事ながら、じりじり焼け付くような暑さですが、
ひとたび木陰に入ると、さわさわと風が吹き、
噴き出た汗も一気に引くというものです。
暑くても、いつもこんな夏ならいいのですが、
そうは問屋が卸しませんね。


不思議なものですね。一目散に家路を急いだ先日と違って、今日は道草する気にも。
田植えをしたばかりの緑に映える田圃(たんぼ)に目を奪われ・・。
何気ない光景ですが、かつてこんな風に目を留めた事があったでしょうか。
一つには福島原発の事があるかも知れません。
農家の方は、こんな風に田植えをしたかったでしょうね。
これまで意識さえしなかった、こんな光景に無性に癒やしを感じます。
そうそう、この田圃、住宅地と混在している場所ですから、
それほど大きなものではありません。
それでも放棄地は、ほとんど見ません。美すら感じます。
“美” と言えば、典型的な日本家屋。黒瓦に白壁の家。

空極の“涼” を感じます。日本家屋って、夏を意識したものなのですよね。
尤も、ここは町の歴史博物館ですが・・。

心休まる日本らしい風景です!
今晩は~! 奏城さん~☆
いつも温かいコメント、有り難うございます。
田圃の写真、何気に撮ったものですが、今、緑が美しいですね~!
緑もそうですが、水田も。
炎天下の中、農作業に励んでいらっしゃる方を見掛けます。
昨日は、木陰で横になっていらっしゃる方も。
“熱中症に気を付けて・・” 心の中で呟いていました~。