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出し惜しみしていましたが、その後、
気が変わったのでしょうか、青空に。
それでも寒く感じた起床時の気温は
昨日より1度高い12度。
意外に思いながらも日中は野暮用で
出掛けて来ましたが、(自転車)
途中、マフラーはいらなくなりました。
風は冷たい気がしたのですが・・。
気温もそうですが、天候も
目まぐるしく変わる昨今です。
そんな中、変わらないものと言えば・・。
庭で次の出番を待つ蕾の薔薇と
先日、摘んで来たバニラ色の薔薇。
蕾の薔薇は、今はこんな色をして
いますが、開花すると本来の色に
なりますが・・。(冒頭の写真)
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幾分花びらを広げたものの、
花びらの美しさは格別です。
勿論、かぐわしい芳香も。
かのクレオパトラは、薔薇を(赤)
膝の高さまで、しかも部屋中に
敷き詰めたそうですが、たった1輪の
薔薇の効果に驚いています。
「花の女王」 たる所以ですね。
本当の意味で花の女王に変えたのは
18世紀後半から19世紀初めの
フランスの姫君たち。
マリー・アントワネット と
ジョゼフィーヌ。
ジョゼフィーヌは宮廷画家、
ルドゥーテ に薔薇を
描かせた事でも有名ですね。
勿論、薔薇の品種を増やした事でも知られています。
薔薇の事はこうして書き連ねればきりがありませんが、
最後に美しい薔薇の詩を掲げて終わりと致しましょう。
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【サーディの薔薇】 今朝、あなたに薔薇をお届けしようと思い立ちました けれども結んだ帯に、摘んだ花をあまり沢山挟んだため、 結び目は張り詰め、もう支え切れなくなりました。 結び目ははじけました。薔薇は風に舞い散り、 一つ残らず、海に向かって飛び去りました。 潮のままに運ばれて、はや二度と帰っては参りません。 波は花々で赤く、燃え立つように見えました。 今宵もまだ、私の服はその薔薇の香に満ちています。 吸って下さい、私の身から、その花々の芳しい名残りを |
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