【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇という浪漫

2010-12-18 16:58:58 | 薔薇の追憶






   朝の早い時間こそ、太陽は日光を
  出し惜しみしていましたが、その後、
  気が変わったのでしょうか、青空に。

   それでも寒く感じた起床時の気温は
  昨日より1度高い12度。

   意外に思いながらも日中は野暮用で
  出掛けて来ましたが、(自転車)
  途中、マフラーはいらなくなりました。
  風は冷たい気がしたのですが・・。

   気温もそうですが、天候も
  目まぐるしく変わる昨今です。
  そんな中、変わらないものと言えば・・。

   庭で次の出番を待つ蕾の薔薇と
  先日、摘んで来たバニラ色の薔薇。

   蕾の薔薇は、今はこんな色をして
  いますが、開花すると本来の色に
  なりますが・・。(冒頭の写真)



   その薔薇は、もう4日になりますが、
    幾分花びらを広げたものの、
    花びらの美しさは格別です。
     勿論、かぐわしい芳香も。

   かのクレオパトラは、薔薇を(赤)
   膝の高さまで、しかも部屋中に
  敷き詰めたそうですが、たった1輪の
    薔薇の効果に驚いています。

    「花の女王」 たる所以ですね。
  本当の意味で花の女王に変えたのは
    18世紀後半から19世紀初めの
      フランスの姫君たち。

   マリー・アントワネット
      ジョゼフィーヌ

     ジョゼフィーヌは宮廷画家、
     ルドゥーテ に薔薇を
     描かせた事でも有名ですね。
  勿論、薔薇の品種を増やした事でも知られています。

   薔薇の事はこうして書き連ねればきりがありませんが、
  最後に美しい薔薇の詩を掲げて終わりと致しましょう。







【サーディの薔薇】

今朝、あなたに薔薇をお届けしようと思い立ちました
けれども結んだ帯に、摘んだ花をあまり沢山挟んだため、
結び目は張り詰め、もう支え切れなくなりました。
結び目ははじけました。薔薇は風に舞い散り、
一つ残らず、海に向かって飛び去りました。
潮のままに運ばれて、はや二度と帰っては参りません。
波は花々で赤く、燃え立つように見えました。
今宵もまだ、私の服はその薔薇の香に満ちています。
吸って下さい、私の身から、その花々のかぐわしい名残りを
                アルスリーヌ・デボルド・ヴァルモール詩 ╱ 安藤元雄訳

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