【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ノスタルジックな香りに溢れる町

2013-08-29 14:50:16 | レトロ(素敵)な空間~散策




 
【昔ながらの 「三軒長屋」】




「・・・村の名はラトールと言いました。
コーンウォールの小さな漁村で、
絵のように美しゅうございましたわ。
少し度が過ぎるくらいにね。
懐かしの コーンウォールの茶屋”
と言った雰囲気がちょっと鼻につくぐらい、
みなぎっていましたっけ。
スモックを一着におよんだショートカットの
娘が羊皮紙に金言なんぞ書いて
売っている店があちこちにあってね。
まあ、小綺麗で 古風 だけれど、
意識的にそうしているという
きらいがあったんですわね」              
             【A・クリスティー作 「火曜クラブ」】





   朝晩は、すっかり涼しくなりました。
  しかしながら今日は何日振りかの30度越え。
  それでも湿度がありませんので随分、助かっています。

   尤も今年のあの暑さを体験した者にとって、
  この位の暑さなんて暑さのうちに入らないかも知れませんね。











【「臨時休業」 の貼り紙が・・】



   

   さて、昨日の続きです。
  実は時空列車に乗って、ちょっと 「昭和」 まで寄り道して来ました。
  ~なんて。

   でも、そんな事を言っても、ちっともおかしくないくらいに、
  古都、京の町並みは、郷愁を誘う香りに満ち溢れています。

   しかも建物だけ残って生活感は全くなし、というのではありません。
  今も現役で活躍中なのですから尚更、素敵で魅かれるのです。

   「きもの処」 は文字通り、和服を売っていたのでしょうね。
  お隣りに「下駄屋さん」なんてあれば、もっとピッタリ来るのですが・・。

   三軒長屋(さんげんながや)にも出会いました。(冒頭から3枚目の写真)
  先日も気になっていた喫茶店は臨時休業中。残念です。

   古い建物を生かしながら、
  そこにしっかり日々の暮らしが根付いている生活。憧れます。

   ところで冒頭の写真の医院。
  奇しくも 【先日】 の歯医者さんは、古風な様式で、
  比較的最近建築された家でしたが、こちらは当時のままですものね。

   格子戸をガラガラ・・と開けて入る医院は、さすがに
  私の記憶にもありませんが、ここにも京都らしい情緒がありますね。

   中には、どんなお医者様がいらっしゃるのでしょう。
  想像するだけで楽しくなりますね。  


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