だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

タンゴは踊れますか?

2006-12-05 21:05:20 | 私のお気に入り
今日もブレンダンの映画。「くちづけはタンゴの後で」(96)が、たまらなく好き♪原作は、ヒチコックの「裏窓」(54)や「黒衣の花嫁」(68)「暗くなるまでこの恋を」(69)、最近では、バンデラスとアンジェリーナ・ジョリーの「ポワゾン」(01)を書いた、コーネル・ウールリッチ(別名:ウィリアム・アイリッシュ)の『死者との結婚』。

田舎娘のコニー(リッキー・レイク)は、NYで知り合ったスティーヴン(ローレン・ディーン)にだまされ、妊娠し捨てられます。たまたま乗ってしまったボストン行きの列車で、同じく妊娠中のヒューとパトリシアの夫婦に助けられます。そしてたまたま指輪を見せてもらった後、列車事故発生!

2人は死亡。助かったコニーはパトリシアの指輪をしていたことから、ヒューの子供を出産したと勘違いされ、ボストンのお屋敷に引き取られます。なんとヒューは双子。お屋敷には弟のビル(ブレンダン♪)と母親のグレイス(シャーリー・マクレーン)が、待ち受けていました。

行く当てのないコニーは、パトリシアに成りすますのですが、ちょっと太めで美人でもない彼女は、お披露目パーティでも周りの冷たい視線を浴び、髪や服のセンスもなくて、ビルは疑いの目を向けています。一方のグレイスは、コニーに対して何かとやさしく接し、ちょっとした“シンデレラストーリー”になっています。

マクレーンの見事な演技もですが、運転手でお目付け役でゲイのパコ(ミゲル・サンドヴァル)もいい味~♪いつもはマフィアとか悪役の人ですが…。第一、やさしさいっぱいのヒューと、きちっとしたビジネスマンに成長したビルを演じる、ブレンダンのステキさにク~ラクラ♪

次第にコニーに惹かれていくビルが、酔っ払ったパコに言われて、タンゴを踊るシーンが最高!ここでも、ダンスのうまいブレンダンを見れます。しかも超ステキ!!かわいい!見惚れる~♪この後、正体がバレそうになって屋敷を出るコニー。再び現れる悪いヤツ、スティーヴンとの一悶着などいろいろあっての、パッピーエンド。ホント、素敵な映画です。

監督は、リチャード・ベンジャミン。「さよならコロンバス」(69)「キャッチ22」(70)に出演。同作で共演したポーラ・プレンティスと結婚し、この映画でも事故の後、コニーを担当する看護婦役で出演。おしどり夫婦ですね。こんな素敵な映画を未見でしたら、お勧めです!それから、早くDVDにしてください!
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