だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ガーリーなマリー

2006-12-29 22:25:34 | 映画
映画と共に舞台も好きな私ですが、かつて宝塚も観ていました。“ベルサイユのばら”の初演を観ています。漫画もTVアニメも、79年の「ベルサイユのばら」も。(←いまいちだった…)先日も帝劇で、“マリー・アントワネット”を観たばかり。生誕250年記念だそう。

映画では、ジャン・ドラノワ監督の「マリー・アントワネット」(56)。マリーは、ミシェル・モルガン。チャールズ・シャイア 監督の「マリー・アントワネットの首飾り」(01)では、ジョエリー・リチャードソンが演じてました。そして最新作が、ソフィア・コッポラ監督3作目の「マリー・アントワネット」(06)。

今度のマリーは、なんとキルステン・ダンスト。うっ、似合わないんでは!?と思ったものの、テーマを聞いてやや納得。いままでの映画や舞台の中では、王妃という立場からマリーを描いていたことがほとんどでした。よくいうわがままで国民のことなんて、気にもかけていないような王妃として…。

マリー・アントワネットは、1755年11月2日、オーストリア/ハプスブルク家の王妃マリア・テレジアの娘として生まれ、政略結婚でフランスのルイ16世に嫁ぎます。1789年フランス革命が勃発、1793年10月16日、ギロチンで処刑されました。

ソフィア・コッポラは、マリーを1人の女の子として描いています。監督お得意の“ガーリー”な世界を。いままでのわがままな王妃としてではなく、ティーンエイジャーの女の子なんです。美しい衣装、宝石、靴、おいしい食事、お菓子、パーティ、ギャンブル…。

その意味、キルステンはお似合いかも。ルイ16世は、ジェイソン・シュワルツマン(ええっ、「ハッカビーズ」(04)の!!)。他にはリップ・トーン、ジュディ・デイヴィス、マリアンヌ・フェイスフル(ええっ、「あの胸にもういちど」(68)の!!)楽しみです♪

おまけ:ジェイソン・シュワルツマンは、父ジャック・シュワルツマン、母タリア・シャイア、叔父フランシス・フォード・コッポラ、従兄弟ニコラス・ケイジ&ロマン・コッポラ、従姉妹がソフィア・コッポラという、まさにコッポラ一族なんです。
コメント
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