だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ONE TWO、バトラーさん

2009-02-07 21:50:17 | 映画
NYのロシアン・マフィア撲滅を警察一家の葛藤と共に描いた、「アンダーカヴァー」(07)。俳優を廃業したといって“奇行”がニュースになっているホアキン・フェニックスと、マーク・ウォールバーグの兄弟が主役でした。

ロンドンのロシアン・マフィアの世界を、謎の男ヴィゴ・モーテンセンとナオミ・ワッツを通じて描く、「イースタン・プロミス」(08)。デヴィッド・クローネンバーグとヴィゴのコラボは最高でした。

映画で描かれるロシアン・マフィアは、文字通り、ロシアからやって来た犯罪組織のこと。今では世界中にいるんですね。「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(98)「スナッチ」(00)「リボルバー」(05)のガイ・リッチー監督の最新作「ロックンローラ」(08)にも、登場。

ドラッグに代わって不動産ビジネスの最大の市場となり、価格の高騰が続くロンドン。誰もかれも土地でひと儲けしようと企んでいます。折しも、ロシアンマフィアの一味が不正な土地取引に目を付け、横取りしようと数百万ドルを注ぎ込みます。

そのニュースを聞き付けた、ひと癖もふた癖もある男たち。ロシア人の大富豪ユーリ・オモヴィッチ(カレル・ローデン)から、街のチンピラ、ワンツー(ジェラルド・バトラー)まで。しかし彼らが不動産市場に参入するのに、頼れるのはただ1人。

それが昔堅気のギャング、レニー・コール(トム・ウィルキンソン)。でも時代は進化し、レニーのやり方ももう古い…。そこでレニーの腹心アーチー(マーク・ストロング)は、ボスに忠告します。それがロシアン・マフィアの台頭でした。

リッチー監督、原点に戻っての本作には、マフィアのボス、セクシーな会計士ステラ(タンディ・ニュートン)、汚職警官、コソ泥、伝説のロッカーと、得意な“ロンドンギャング群集劇”を描いています。製作にはジョエル・シルヴァーの名が。

バトラーさんファンの私は、絶対見ます。楽しみ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする