だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アーミル・カーンのトリックスター

2014-10-27 21:25:43 | 映画
ラージクマール・ヒラニ監督「きっと、うまくいく」(09)は、インド映画歴代最高興行収入第1位を記録したヒット作。2010年インドアカデミー賞では作品賞他、史上最多16部門を受賞。

主演は、インドの“3大カーン”の1人、アーミル・カーン。ちなみに残りの2人は、シャー・ルク・カーンとサルマン・カーン。アーミル・カーンの本名は、アーミル・フサイン・カーン。

1965年3月14日ムンバイ出身。ということは今年49歳のカーン、「きっと、うまくいく」の大学生役を44歳で演じたんですね。うむ。映画大国のインドですが、日本での公開作は少なく…

ようやくカーンの最新作が公開!それが「きっと、うまくいく」の記録(47億円)を更新した、ヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ脚本、監督「チェイス!」(13)です。

なんでもインド映画史上最高の製作費30億円、世界各国の歴代インド映画No.1興行収入を更新、合計90億円だったとか!それにしても最近の日本のインド映画公開は、うれしい限り!

1990年、シカゴでサーカスに人生を捧げて来た父は銀行に融資を断られ、失意のまま拳銃自殺。やがて時は流れ、息子のサーヒル(アーミル・カーン)は、サーカス団を率いていました。

マジックとダンスを盛り込んだ壮麗なショーが大人気。しかし天才トリックスターの彼は、別の顔を持っていました。ハイテクバイクを巧みに操り、次々と銀行を狙う金庫破りだったのです。

目的は亡くなった父の復讐。警察は、現場に残された痕跡から犯人はインド系であると特定。インド本国から、刑事ジャイ(アビシェーク・バッチャン )と相棒アリを呼び寄せます。

しかし捜査を開始するジャイとアリの前に、サーヒルは驚くべきトリックを隠していました。果たして、それは?インド映画ですから、もちろん歌とダンスもたっぷり用意。なにせサーカス団だもん。

ヒロインは「命ある限り」(12)と「タイガー 伝説のスパイ」(12)のカトリーナ・カイフ。おっ、シャー・ルクとサルマーン・カーン主演。つまり“3大カーン”と共演!楽しみ!
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