だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

セザンヌとゾラ、40年の友情

2017-07-19 20:49:11 | 映画
エレノア・コッポラ監督「ボンジュール、アン」(16)で、主演のアン(ダイアン・レイン)が夫の仕事仲間ジャック(アルノー・ヴィアール)の運転する車で…

カンヌからパリに向かう途中、フランスの名所やおいしいレストランが紹介されます。アメリカ人のアンにとって、フランス人のガイド(?)付きのドライブ。

その中に、フランス南部のエクス=アン=プロヴァンスにある、“サント=ヴィクトワール山”が登場します。絵画好きならすぐにわかるかも。

ポール・セザンヌが描き続けたあの山です。エドゥアール・マネの『草上の昼食』に重ねた、川辺のピクニックシーンなんかも出てきます。楽しめました。

ところで、クリスチャン・デュゲイ監督「世界にひとつの金メダル」(13)の主演ギヨーム・カネと、ジャリル・レスペール監督「イヴ・サンローラン」(14)で…

YSLの後援者ピエール・ベルジェを演じたギヨーム・ガリエンヌ共演の新作は、ダニエル・トンプソン脚本、監督「セザンヌと過ごした時間」(16)です。

1852年、エクス=アン=プロヴァンス。銀行家の息子ポール・セザンヌは、学校でいじめを受けていたエミール・ゾラを助けたことから、友人になります。

パリに出たゾラ(ギヨーム・カネ)は、新聞評を書きながら小説家として成功を収めます。一方、セザンヌ(ギヨーム・ガリエンヌ)も画家を目指し…

パリで絵を描き始め、サロンに挑むのですが落選続き。美術学校への入学も断られ、さらに父親からの援助を打ち切られてしまうのでした。

ある日、ゾラの別荘で久しぶりに再会した2人。果たして、2人の友情は?『ナナ』や『居酒屋』の文豪ゾラとポスト印象派の画家セザンヌ。興味津々。
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