だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

カテル・キレヴェレ監督の鼓動

2017-07-28 22:30:18 | 映画
このポスターを見た時、その美しいシーンに見惚れました。それだけで、この映画は見なくっちゃ!と思いました。それが、メイリス・ド・ケランガル原作の…

ベストセラー小説を、日本初登場の女性映画監督カテル・キレヴェレ、長編3作目の「あさがくるまえに」(16)です。1作目は「聖少女アンナ」(10未)、

2作目「スザンヌ」(13未)は、<フランス映画祭2014>で上映されたそうです。予告編の冒頭に監督のコメントがあり、とっても好感。

両親ともフランス人で、1980年父親の赴任先コートジボワール出身。その後パリに戻ります。監督は、今最も注目される監督の1人なのです。

大西洋に面したフランス北西部の都市、ル・アーヴル。夜明け前、ガールフレンドがまだ寝ている内に、ベッドを抜け出し、友人たちとサーフィンに…

出かけたシモン(ギャバン・ヴァルデ)。しかしその帰り道、シモンは交通事故に巻きこまれ、脳死と判定されます。現実を受け入れられない両親。

2人は移植を待つ患者のための臓器提供を求められ、コーディネーターのトマ(タハール・ラヒム)を紹介されます。しかし、時間的猶予は限られています。

一方、パリで暮らす音楽家のクレール(アンヌ・ドルヴァル)は重い心臓疾患で、心臓移植しか生き延びる方法がないことを知っていました。

他人の命と引き換えに若くない自分が、延命する意味を自問自答するクレール。そんな時、担当医からドナーが見つかったという連絡が入ります。果たして?

アンヌ・ドルヴァルは、グザヴィエ・ドラン監督「マイ・マザー」(09)、「胸騒ぎの恋人」(10未)、「Mommy/マミー」(14)に出演。絶対見なくっちゃ。
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