だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

戦争のはらわた、公開40周年記念

2017-07-31 21:25:30 | 映画
この映画が上映された時は、残念ながら未見でした。戦争映画だし、サム・ペキンパー監督作品だし…。監督は、“血まみれサム”の異名を持つ…

バイオレンス映画の巨匠。その映画は、「戦争のはらわた」(77)。原題の『CROSS OF IRON』は、ドイツ軍の鉄十字勲章のこと。

初上映から40年。それを記念して、デジタルリマスター版でリバイバル上映されます。ペキンパー監督の代表作の1本ですが、バイオレンス描写と…

スローモーション撮影、さらに本作はドイツ軍側が主役。戦争映画は連合軍側の視点が主なのに、監督らしい。邦題も強烈だけど、出演者もすごい。

第2次世界大戦下、ドイツの敗色が見え始めた1943年、ロシア戦線。スターリングラードまで侵攻したドイツ軍も、ソ連軍の猛反撃に遭い…

連日の後退を余儀なくされていました。最前戦のブラント大佐(ジェームズ・メイソン)の連隊に、中隊長ストランスキー大尉(マクシミリアン・シェル)が…

派遣されて来ます。貴族の末裔で名誉欲が強く、鉄十字勲章に執着する人物。ブラント大佐と副官キーズリー大尉(デイヴィッド・ワーナー)は…

シュタイナー伍長(ジェームズ・コバーン)と、相性が悪いそうで心配していました。ところがストランスキー大尉は、鉄十字勲章を得るには…

有能なシュタイナーを味方につけた方が得策だと考えます。果たして?男ばかりの出演者の中、紅一点、従軍看護婦のエヴァ役にセンタ・バーガー。

公開時や、ソフトでもう見た方にはなんですが、ラストシーンも有名。今はリアルな戦争映画も結構あるけど、当時は斬新だったんですね~。
コメント (2)
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