母と娘のニューヨーク

ニューヨークは、街自体がスター。一度訪れれば、そう確信します。街のあちこちで、あの映画、この映画を思い浮かべます。

レオ・マッケリー監督「めぐり逢い」（５７）のエンパイア・ステートビル、ブレイク・エドワーズ監督「ティファニーで朝食を」（６１）の…

５番街のティファニー宝石店、ペニー・マーシャル監督「ビッグ」（８８）のおもちゃ屋ＦＡＯシュワルツ、セルジオ・レオーネ監督…

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」（８４）のブルックリン橋。ニューヨークと付くタイトルだけでも、どれだけあるでしょう。

そんな１本。＜未体験ゾーンの映画たち２０１８＞で上映の、ポール・ダドリッジ監督「ニューヨーク、愛を探して」（１６）です。

マンハッタンの独身写真家リグビー（セルマ・ブレア）は、人気ロックバンドの専属カメラマンに決定した途端、かつての交際相手との…

妊娠が判明。彼女がカメラのファインダー越しに覗いていた近所のアパートの人々も、さまざまな事情を抱える母娘がいたのです。

映画は５組の女性たちの物語を綴ります。共演者が豪華。コートニー・コックス、クリスティナ・リッチ、ミラ・ソルヴィノ、

シャロン・ストーン、アシャンティ（製作総指揮も）。そしてスーザン・サランドンと実娘エヴァ・アムリ・マルティーノ。

本作の原題は、「ＭＯＴＨＥＲＳ ＡＮＤ ＤＡＵＧＨＴＥＲＳ」。ニューヨークで繰り広げられる母娘のストーリー。楽しみです。