だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

修道士は、殺人の容疑者?

2018-01-20 21:31:17 | 映画
映画でよく見るシーン、教会の小さな部屋で司教や司祭、神父に罪の告白をする信者たち。部屋は開閉する小窓の付いた境があり…

信者は懺悔、罪の許しを請う“告解”という宗教行事。まったく詳しくありませんが、告解するのは信者のみ。カトリック教会と…

正教会のみで、プロテスタントの牧師にはないそうです。当然、聖職者は告白の守秘義務があります。医師や弁護士と同じですね。

「ローマに消えた男」(13)のロベルト・アンドー監督「修道士は沈黙する」(16)は、そんな社会派ミステリーです。

バルト海に面したドイツのリゾート地ハイリゲンダム。高級ホテルで開かれる“G8財務相会議”が開かれる前夜のこと。

天才的なエコノミストとして知られる国際通貨基金(IMF)のダニエル・ロシェ専務理事(ダニエル・オートゥイユ)は…

8ヵ国の財務大臣、ロックスター、絵本作家、修道士の3人を招き、自身の誕生日祝いを開催します。会食後、イタリア人修道士…

ロベルト・サルス(トニ・セルヴィッロ)に告解するロシェ。翌朝、ビニール袋を被ったロシェの死体が発見されます。いったい何が?

戒律に従い、ロシェの告解内容について沈黙を続けるサルス。果たして?共演はコニー・ニールセン、マリ=ジョゼ・クローズ、

ランベール・ウィルソン。「ローマに消えた男」に続く、監督とトニ・セルヴィッロの最新作。修道士の苦悩を見届けます。
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