作家ストーンのモデルは、監督の実父

ギャング、ギャングスター、コーザ・ノストラ、ファミリー、シシリアン…呼び名は色々ありますが、アメリカではマフィアと呼ぶようです。

マフィアにもシチリアマフィア、アメリカマフィアとあるようで、映画に登場した有名なマフィアには、アル・カポネ、サルヴァトーレ・マランツァーノ、

ジョー・マッセリア、ラッキー・ルチアーノ、フランク・コステロ、ヴィト・ジェノヴェーゼ、ジョゼフ・ヴァラキ、カルロ・ガンビーノなど…

聞いたことのある名前が並びます。キム・ファラント監督「アンストッパブル」（１９）のプロデューサーで、本作で初監督デビューした…

エタン・ロッカウェイ監督「ギャング・オブ・アメリカ」（２１）も、実在のマフィアを描いたクライムアクション映画です。脚本も。

１９８１年、マイアミ。作家デビッド・ストーン（サム・ワーシントン）は、伝説的なマフィア、マイヤー・ランスキー（ハーヴェイ・カイテル）の…

伝記を書くことになります。条件は１つ…『俺が生きているうちは、誰にも読ませるな』。インタビューでは、貧しい幼少時代、

ラッキー・ルチアーノとの出会い、そして殺し屋集団＜マーダー・インク＞の結成など半世紀以上に及ぶ抗争の記録が語られます。

取材も終盤に差し掛かった頃、ＦＢＩが３億ドルとも言われるランスキーの巨額資産を捜査していることを知ります。果たして？それにしても…

「ギャング・オブ・ニューヨーク」（０１）や「アメリカン・ギャングスター」（０７）などタイトルが似てますね。原題は“ＬＡＮＳＫＹ”ですが。