だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

壁にはキューピッドの絵がありました。

2021-12-20 21:29:27 | 展覧会
ピーター・ウェーバー監督のデビュー作が、トレイシー・シュヴァリエ原作の「真珠の耳飾りの少女」(03)です。この有名な絵画を描いたのは…

バロック美術を代表する画家の1人、ヨハネス・フェルメール。演じたのはコリン・ファース!耳飾りをしているのは、画家の家の下働きの少女。

演じているのはスカーレット・ヨハンソン。1665年のオランダの港町デルフトの様子や、当時の人々の暮らしがリアルに描かれ…

しかもフェルメール自身の性格や夫人やその母親との関係など、彼の絵画から受ける好印象とは裏腹。出演者は好きだけど…。

日本でも大人気のフェルメール。絵画展があれば必ずお出かけ。久々に東京都美術館で「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が開催されます。

16世紀から18世紀にかけて、オランダはネーデルラント連邦共和国と呼ばれていて、フェルメールもネーデルラント出身です。

現存する作品がわずか32~37点とも言われているフェルメール。本展のメインは、ポスターにある『窓辺で手紙を読む女』(1657年頃)。

1979年にX線調査によって、何もない壁にキューピッドの絵があることが判明。2021年修復作業を終了し、9月に初お披露目しました。

所蔵館以外で世界初公開の本作!修復作業の紹介や、さらにレンブラント・ファン・レイン作『若きサスキアの肖像』(1633年)、

ヘラルト・テル・ボルフ作『手を洗う女』(1655~56年頃)など、目を見張る作品も。日時指定予約してお出かけしましょう!
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