だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

パイプとソフト帽のメグレ警視

2023-02-21 17:07:56 | 映画
ジュール・フランソワ・アメデ・メグレは、ベルギーの小説家ジョルジュ・シムノンが書いた推理小説の主人公の名前。シムノンはフランス語で…

書いているそうで、フランスの作家かと思っていました。メグレ警視シリーズは100編以上あるとかで、これまでも多く映画化されてきました。

ジュリアン・デュヴィヴィエ監督「モンパルナスの夜」(33)は、原作『男の首』。チャールズ・ロートン主演「エッフェル塔の男」(49)も。

ジャン・ギャバン主演「殺人鬼に罠をかけろ」(58)の原作は『メグレ罠を張る』。他にもTVシリーズもたくさん製作され、イギリスでは…

マイケル・ガンボンやローワン・アトキンソン、フランスではブリュノ・クレメールが演じています。最新作は、パトリス・ルコント監督…

メグレと若い女の死」(22)で、メグレはジェラール・ドパルデューが演じます。イメージぴったり。原作は『幕をとじてから』(33)。

1953年。パリ、モンマルトルのバンティミーユ広場で、シルクのイブニングドレスを着て、片方の靴がない若い女性の遺体が発見されます。

5か所の刺し傷があり、身元を特定できる所持品はなく、目撃者もいない謎めいた事件。警視庁犯罪捜査部のジュール・メグレ警視(ジェラール・ドパルデュー)は…

捜査に乗り出します。唯一の手掛かりは、若い女性には不釣り合いな高級なドレス。被害者の素性とその生涯を探る内、メグレ警視は…

異常なほど事件にのめり込んでいきます。果たして、真相は?「暮れ逢い」(13)から9年ぶりのルコント監督。シムノンのファンだそうです。
コメント
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