布教の過酷さと衝撃のラスト

ローランド・ジョフィ監督「ミッション」（８６）で、イエズス会の神父（ジェレミー・アイアンズ）が布教ため南米奥地にやって来ます。

インディオたちにキリストの教えを広げようと奮闘していく様子が描かれ、カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した名作です。

遠藤周作の１９６６年の小説『沈黙』を映画化したマーティン・スコセッシ監督「沈黙 サイレンス」（１６）は、キリシタン弾圧が行われる…

江戸初期の長崎。日本で布教活動をするポルトガル人宣教師が拷問の末、棄教。すぐに弟子（アンドリュー・ガーフィールドとアダム・ドライヴァー）が…

来日しますが…。過酷な迫害や拷問、処刑シーンなどが多く、ＰＧ１２指定に。偶然ですが、２作にリーアム・ニーソンが出演。宣教師というとこの２作が…

思い出されるのですが、フリーヌル・パルマソン脚本、監督「ゴッドランド／ＧＯＤＬＡＮＤ」（２２）も、ある牧師の過酷な旅路と…

異文化との衝突を描いた作品。１９世紀後半、デンマークの牧師ルーカス（エリオット・クロセット・ホーヴ）は、植民地アイスランドの…

辺境の村に教会を建てるため布教の旅に出ます。遥か遠方の目的地を目指す道中は、想像を絶する困難の連続で、デンマーク嫌いの老ガイド…

ラグナルと衝突。想定外のアクシデントに見舞われたルーカスは狂気の淵へと追い込まれていきます。瀕死の状態でようやく村に辿り着きます。

やがて狂気にとらわれていくルーカス。果たして？昨年１２月に火山の噴火が報じられたアイスランド。布教の過酷さは想像を絶します。ぜひ。