１２年ごとに巡り合う２人

離れ離れになっていた幼なじみの男女が、長い年月を経て再会するというストーリーはよく描かれるテーマ。ポスターによると映画賞２２３ノミネート、

７６部門受賞（１／２３現在）とあるのは、本作が初監督となるソウル出身セリーヌ・ソンの「パスト ライブス／再会」（２３）です。脚本も。

監督自身が１２歳の時、家族と共に海外へ移住した体験を元に脚本を書いたそうです。韓国ソウル。１２歳の少女ノラと少年ヘソン。

２人はお互いに惹かれ合っていましたが、ノラが海外移住することになり、離れ離れになってしまいます。１２年後、２４歳になった２人。

カナダに移住し、その後ニューヨークで暮らすノラ（グレタ・リー）と、今もソウルに暮らすへソン（ユ・テオ）は、それぞれの人生を…

歩んでいましたが、オンラインで再会を果たします。お互いの思いが変わっていないことを確かめ合うのですが、再びすれ違ってしまいます。

さらに１２年が経ち３６歳に。ノラは作家のアーサー（ジョン・マガロ）と結婚。ヘソンはそれを知りながら彼女に会うためニューヨークへ。

ようやく巡り合ったノラとへソンでしたが、果たして？グレタ・リーは、韓国系移民２世でロス出身。ＴＶシリーズに多く出演しています。

ユ・テオは、韓国系移民２世でドイツ出身。パク・チャヌク監督「別れる決心」（２２）などに出演。ジョン・マガロは、オハイオ州出身で…

ケリー・ライカート監督「ファースト・カウ」（１９）に主演。第９６回アカデミー賞作品賞＆脚本賞ノミネート作。結果は？見ましょ。