太陽系消滅の危機

劉慈欣（りゅう じきん）ことリウ・ツーシンの名前を見て、さすがに『あの有名な！』と思った人。北京出身の小説家でＳＦ小説『三体』が…

２０１５年ヒューゴ賞を受賞。原作（早川書房）は３部作で、ⅡとⅢは上下ある超大作。未読ですが、ヤン・レイ監督のＴＶ映画「三体」（２３）が…

制作されていました。劇場映画になるかなと思っていたら、どうやらNetflixで配信予定とか。リウ・ツーシンの短編小説『流浪地球』を原作にした…

グオ・ファン監督「流転の地球」（１９）もNetflixで配信済で、「１９５０ 鋼の第７中隊」（２１）のウー・ジン主演なので見たばかり。

その前日譚となる「流転の地球 太陽系脱出計画」（２３）が、劇場公開されます。確かに事の発端になる物語は興味津々のはず。

１００年後に太陽の老化により膨張し、３００年後には起こりうる太陽系消滅に備え、地球連合政府は１万基のロケットエンジンを使って…

地球を太陽系から離脱させる壮大なプロジェクト＜移山計画＞をスタートさせます。各国の思惑が交錯する中、宇宙飛行士リウ（ウー・ジン）は宇宙へ。

一方、量子科学研究者トゥー（アンディ・ラウ）は、禁断のデジタル技術で事故死した娘を蘇らせようとします。そして連合政府の中国代表…

ジョウ（リー・シュエチェン）は、大きな決断を迫られます。果たして？「流転の地球」は、当然原作とは異なる部分もあるとか。

宇宙船の内部や装置など、中国映画としてはかなり大掛かり。ウー・ジンは「ＭＥＧ ザ・モンスターズ２」（２３）にも出演。楽しみ。