だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

新薬と泉を求めて…

2007-06-12 21:45:43 | 映画
「ニューヨークの恋人」(01)で125年の時を越えて、NYにやって来た英国貴族を演じたヒュー・ジャックマン。ステキでした~♪19世紀末の華麗なる社交界から、ブルックリン橋を通って現代のNYへ。めぐり合ったキャリア・ウーマンのメグ・ライアンとのロマンチック・ファンタジーでした。

「ヴァン・ヘルシング」(04)や「プレステージ」(06)のようなコスチューム・プレイもステキ!現代的な顔をしているのに、やけにクラシックなイメージをも持っている人です。もっとも彼のデビュー作は、「Xーメン」(00)のウルヴァリンですから、2作目の「ニューヨークの恋人」には大いに驚いた私でしたけど…。

アメリカのピープル誌が選ぶ“最も美しい50人”で、2000年から4年連続選出。出演している映画は“ロマンチック~♪”のイメージが先行します。今度の映画、「ファウンテン 永遠につづく愛」(06)も、見るからにロマンチック!相手役のレイチェル・ワイズ(「ナイロビの蜂」(05)で、アカデミー賞助演女優賞受賞)の美しさも、際立ちます。

死の病に冒された作家の妻イジー(ワイズ)。夫のトミー(ジャックマン)は医師で、なんとか特効薬を見つけたいと研究を続けています。しかし、願いとは裏腹にイジーの病状は重くなるばかり。そんな時、トミーはイジーが書いた未完の物語を受け取ります。「この物語を完成させて。2人の絆を永遠にするために…」と。

その物語とは…。中世スペインのイザベラ女王(ワイズ)は、騎士トマス(ジャックマン)に伝説の不死の泉≪ファウンテン~生命の泉≫を探すように命じます。劇中劇として繰り広げられる、スペイン王宮の華麗なる世界。演じるレイチェル・ワイズとヒュー・ジャックマンは、現代劇より麗し~い♪

そして物語を完成させるために、泉を探す旅に出るトミー。1本で3つの物語を楽しめる仕組み。監督は「π」(97)や「レクイエム・フォー・ドリーム」(00)のダーレン・アロノフスキー。色彩にもこだわり、白と金の映像にも注目です。なんて麗しいんでしょう!
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5年生になりました。

2007-06-10 20:49:01 | 映画
このシリーズもいよいよ5作目。「ハリー・ポッターと賢者の石」(01)「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(02)「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(04)「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(05)、そして「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(07)。ちなみに6作目は、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(08年12月公開予定)。

主演のハリーを演じるダニエル・ラドクリフは、1989年7月23日ロンドン生まれ。ロン・ウィーズリー役のルパート・グリントは、1988年8月24日ハートフォードシャー生まれ。ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンは、1990年4月15日オックスフォード生まれ。みんな10代はじめに映画デビューしたんですね。(ダニエル・ラドクリフは前作あり)

J・K・ローリングの超有名な小説を映画化したのは、クリス・コロンバス監督。スタッフは随時変更しているものの、彼は製作総指揮として作品に関わっています。しかし、さすがに魔法学校の生徒たちは、ズンズン成長してしまいました。ラドクリフもハリー役の降板を考えたようですが、ファンが許さず、続投中。

今回の「不死鳥の騎士団」は、前作でハリーが闇の帝王ヴォルデモート卿と相対した後の物語。魔法界では闇の帝王の復活を信じない、魔法省や魔法大臣、ホグワーツ魔法学校の個性的な先生たち、そして若き魔法使いたちが入り乱れての闘いが始まろうとしていました…。

私の楽しみは実は、個性的な先生たち!ダンブルドア校長(リチャード・ハリス、マイケル・ガンボン)やミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)、セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)、ルシウス・マルフォイ(ジェイソン・アイザックス)、シビル・トレローニー(エマ・トンプソン)、リーマス・ルーピン(デヴィッド・シューリス)、ギルデロイ・ロックハート(ケネス・ブラナー)たち♪

ルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)やシリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)も忘れてはいけません!とにかくイギリスを中心にした名優たちが、ごっそり出演。そう、最新作にはイメルダ・スタウントン演じるドローレス・アンブリッジ先生が登場!どんな先生かしらん?楽しみ。
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電話はキライだ!

2007-06-08 21:03:00 | 映画
ランス・ヘンリクセンの大ファン。数ある出演作のほとんどは、犯罪者か悪役というくらい、イメージが片寄っています。でも普通の役もやっているんですよ。ちなみに「オーメン2/ダミアン」(78)では、ダミアンの擁護者。「ライトスタッフ」(83)では、宇宙飛行士。「ターミネーター」(84)では、刑事。「ニア・ダーク/月夜の出来事」(87)では、ヴァンパイア。

「エイリアン2」(86)では、アンドロイド。「ジョニー・ハンサム」(89)では、不良オヤジ。「未確認生命体 MAX/マックス」(93)では、博士。「ハード・ターゲット」(93)では、マンハントのプロデューサー。「ノー・エスケイプ」(94)では、無人島のリーダー。「クイック&デッド」(95)では、ガンマン。

ホラー物は、「パンプキンヘッド」(88)「ペンデュラム/悪魔のふりこ」(91)「スクリーム3」(00)「エイリアンVSプレデター」(04)など、た~ぁくさん。でも何より私が愛して止まないのが、TV「ミレニアム」(96~99/3シーズン)。当初はLDをBOXで買い、DVD-BOXも買ってしまいました。(いつか通しで見るんだもん!)

「ミレニアム」の後、「Xファイル」の第7シーズンにゲスト出演。タイトルも“ミレニアム”。感動しました。こうした番組の枠を超えた心憎い演出をクロスーバーといい、今までもいろいろな番組で見られます。(CSIとかね)楽し~♪ランスは、私にとって“フランク・ブラック”そのものです!

やけに長い前置きになりましたが、ショッキングホラーの新作「ストレンジ・コール」(06)に、声で出演。ちょっとガラガラのかすれ声で、ファンにはたまらない魅力♪この映画、79年の「夕暮れにベルが鳴る」のリメイクです。懐かしい?ですよね~。舞台は変更されていますが、とある豪邸のベビーシッターに雇われた高校生のジル(カミーラ・ベル)。

2人の子供は大人しく2階で寝たし、後はのんびり留守番~と思っていると、突然1本の電話が…。(この声がランスね♪)相手が見えないことが恐怖をつのらせます。たまには、こうした怖~い映画も見たいな!監督は「コン・エアー」(97)や「トゥームレイダー」(01)のサイモン・ウェストですし。
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お茶目でクールなマストロヤンニ

2007-06-07 20:59:07 | 映画
イタリアの映画監督には、ヴィットリオ・デ・シーカ、ピエトロ・ジェルミ、ピエル・パオロ・パゾリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ、ジュゼッペ・トルナトーレ、フランコ・ゼフィレッリ、フェデリコ・フェリーニ、ベルナルド・ベルトルッチ、ミケランジェロ・アントニオーニなど、有名な巨匠がい~っぱい!

そして俳優も。映画ファンなら、必ず1人か2人はいるはず。えっ、ロベルト・ベニーニ?「ライフ・イズ・ビューティフル」(98)で、アカデミー主演男優賞を取ってますもんね。あは!それはともかく、イタリア男優といえばやっぱり、マルチェロ・マストロヤンニでしょう。ソフィア・ローレンとの共演作は、見たなぁ~。

「昨日・今日・明日」(63)「ああ結婚」(64)「ひまわり」「結婚宣言」(70)「ガンモール」(75)「特別な一日」(77)「愛の彷徨」(78未)「プレタポルテ」(94)など30年間に10本あります。ああ~懐かしい。ソフィア・ローレンは「微笑みに出逢う街角」(02)で、相変わらず美しく貫禄の女優ぶりを見せてくれました。また、スクリーンで会いたいですね。

一方のマストロヤンニは、96年12月19日膵臓がんで亡くなりました。彼の代表作は、やっぱり「白夜」(57)?「甘い生活」(59)?「8 1/2」(63)?それとも「異邦人」「恋人たちの場所」(68)?どれも良いかな~♪

昨年のカンヌ国際映画祭で、マストロヤンニを称えたドキュメンタリー映画が上映されました。その「マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶」が、渋谷で公開されます。彼の娘のバルバラとキアラ・マストロヤンニ(女優)や、監督のヴィスコンティやフェリーニたち、30人もの友人・映画人たちの証言や秘蔵映像で綴られていきます。

若きマストロヤンニはもちろん、共演のソフィア・ローレンやクラウディア・カルディナーレたち、女優の輝きも目を見張るばかりです。クラクラしそう~♪ドキュメンタリーもいいけど、記念特別上映も気になります。はい。
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謎の文明を一気に見る!

2007-06-06 21:06:58 | 展覧会
先日も行きました。上野の国立科学博物館。現在は“花 FLOWER”展を開催中。人々が愛する花について、花の構造、進化の過程、色彩、微速度撮影による開花の様子、世界中の花々、珍しい種類、そして香りの展示など、見ていて飽きない展覧会でした。まだやっていますので、興味のある方はお早めに!

今年、開館130周年の国立科学博物館は、以前の本館を『日本館』として4月17日リニューアルオープン。と同時に今まで新館としていた建物を『地球館』と改めました。2年半もの改修工事が無事終了。常設展も見てまわりましたが、コンピュータ時代をフルに生かした展示が、大いに楽しめました。

そして、次なる展覧会のお知らせ。“世界遺産の宝庫 中南米三大文明 インカ マヤ アステカ展”。そう!世界遺産のあの場所を一気にまとめて見ることができるんです!インカ文明は、13世紀に南アメリカのペルーとボリビアを中心にケチュア族が作った国。16世紀スペインに侵略され、滅亡。

マヤ帝国は、メキシコ南東部やグアテマラ、ユカタン半島などを中心とした地域に繁栄。ちょうど、メル監督の「アポカリプト」という映画も公開されるので、こちらもお勧め。そしてアステカ文明は、1325年から1521年まで中米メキシコ中央部に栄えました。いずれの文明も高い文化・文明を誇り、その遺産は見る人に驚きと感動を与えます。

インカの“天空の都市マチュピチュ”や、マヤの“階段ピラミッド”、アステカの“テノチティトラン”(←テスココ湖の人工島の首都名。現メキシコシティ)など、謎を秘めた遺産の数々。夏休みにはみんなで、上野に行きましょう!
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書くことの意味

2007-06-05 21:07:36 | 映画
リーピング」が公開されたばかりの、ヒラリー・スワンクの新作がやってきます。「フリーダム・ライターズ」(07)です。監督は、「フィッシャー・キング」(91)「マディソン郡の橋」(95)「モンタナの風に抱かれて」(98)の脚本家リチャード・ラグラヴェネーズ。監督は4本目。

原作は、実在の英語教師エリン・グルーウェルとウィルソン高校の生徒たちによる同名小説。そうなんです、実話なんですね~。将来に希望が持てず、荒れた高校生を何かに夢中になることで救う…という映画は、数知れず…。「天使にラブ・ソングを2」(93)「陽のあたる教室」(95)「コーチ・カーター」(05)とかね…。

ちなみに「コーチ・カーター」も実話。こちらはバスケットボールを通じて、生徒たちを導くお話。主役はサミュエル・L・ジャクソンでしたね。スポーツや音楽でというお話はよく聞きますが、この「フリーダム・ライターズ」はちょっと違います。“ライターズ”とあるように、“書くこと”なんです。

ロス暴動から2年後。時は1994年、場所はロスのロングビーチにあるウィルソン高校。貧困と犯罪の渦まくこの地域は、さまざまな肌の色の人種が集まり、銃やナイフを持つのは当たり前、18歳まで生き残れば“ラッキー!”の世界。そんな高校に、新任の教師エリン・グルーウェル(ヒラリー・スワンク)がやってきます。

理想に燃えたエリンでしたが、白人で女性というだけで生徒たちから蔑視されます。しかし、夫のスコット(パトリック・デンプシー)に支えられ、やがてエリンは生徒たちに1冊のノートを渡します。『今思うこと、未来のこと、過去のこと、なんでもいいから毎日書いて!』と…。

共演者は「メラニーは行く!」(02)以来久々のデンプシーの他、エリンの父スティーブ役にスコット・グレン、エリンと対立するキャンベル教科長に「ヴェラ・ドレイク」(04)の名優イメルダ・スタウントン。「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(07)にも出てますね。演技派が揃いました。

製作総指揮も兼ねているスワンクは、97年にチャド・ロウと結婚しておしどり夫婦だったのに、06年に離婚。家庭より映画を選んだのね~。オスカーも取ったし。うむ、見ます。
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ケネスとオペラ

2007-06-03 20:47:00 | 映画
俳優ケネス・ブラナーは“天才”です。言い切っ!。1960年12月10日北アイルランドのベルファスト生まれで、王立演技学校を首席で卒業。ロンドンのロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに入り、最年少で『ヘンリー五世』の主役を演じ、天才ぶりを発揮します。映画デビューは「ハイシーズン」(87)ですが、私が認識したのは「ひと月の夏」(87)。

パット・オコナー監督作で、主演はコリン・ファース。第一次大戦後のヨークシャーの田舎町を舞台にした、人間ドラマでした。続く「ヘンリー五世」(89)で初監督・脚本・出演し、英国アカデミー賞の監督賞を受賞。この時、共演したエマ・トンプソンと結婚。「愛と死の間で」(91)など共演作がたくさんありますが、91年に離婚。

その後も順調に活躍し、中でもシェークスピア作品はピカイチ!「ヘンリー五世」の他、「から騒ぎ」(93)「ハムレット」(96)「恋の骨折り損」(99)があり、出演のみの「オセロ」(95)も。全作見ましたわ。そして「舞台よりすてきな生活」(00)以来の新作、しかも監督作がやってきます。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトという、世界で一番有名な作曲家が書いたオペラを完全映画化!それが「魔笛」(06)なんです!モーツァルトといえば、ピーター・シェーファー作の『アマデウス』(79)があり、84年に映画化、アカデミー賞作品・監督・脚本・主演男優賞など8部門受賞。

オペラの『魔笛』は、魔法の笛の音色に魅せられたタミーノ王子とパミーナ王女が、いくつもの試練を乗り越えて結ばれるという“愛”の物語。パパゲーノとパパゲーナの掛け合いの歌が有名ですね。映画「魔笛」は、舞台を第一次世界大戦前夜のヨーロッパに変更しています。

主人公は兵士のタミーノ(ジョセフ・カイザー)。 夜の女王(リューボフ・ペトロヴァ)から魔法の笛を渡され、娘のパミーナ王女(エイミー・カーソン)を高僧ザラストロ(ルネ・パーペ)から救出して欲しいと頼まれます。果たしてめぐり合った2人は、一目で恋に落ちます。

戦場という舞台でありながら、極彩色の衣装の鮮やかさ!踊りながら体現する喜びや悲しみ。もちろんオペラの名曲の数々。ああ~、ホントにオペラって素晴らしい!!キャストは一流の歌手たち。そして音楽監督は、ジェームズ・コンロン。おっ、脚色にブラナーの盟友、スティーヴン・フライの名が。早く見た~い!
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黒髪のベルッチ

2007-06-02 20:58:41 | 映画
“イタリアの宝石”と呼ばれた美女、それがモニカ・ベルッチです。1968年9月30日イタリアのベルージャ生まれのベルッチは、モデル出身でのちに女優に転向。コッポラの「ドラキュラ」(92)でデビュー。「アパートメント」(96)と「ドーベルマン」(97)で共演した、ヴァンサン・カッセルと99年に結婚しました。

2000年の 「マレーナ」の美しさは、評判でしたね~!イタリア、フランス、アメリカと活躍の場を広げ、メルの「パッション」(04)では、マグダラのマリアを演じていましたっけ。翌05年には、「ダニエラという女」と「ブラザーズ・グリム」に出演。そしてもう1本。それが、「ストーン・カウンシル」(05)です。

モンゴル生まれの男の赤ちゃんを養子に迎えた、シングルマザーのローラ(ベルッチ)。そのリウ=サンが、7歳の誕生日を迎えたようとした時、彼の体に不思議な形をしたアザが現れます。それからの2人は、いろいろな奇妙な現象に悩まされ始めるのでした…。

ローラは幻覚の中で蛇や鷲に襲われたり、リウ=サンも聞いたこともない言葉を発したり…。不審に思うローラは、なぜそんなことが起こるのか調べ始めます。ところがローラのまわりで、次々と関係者が殺害されてしまいます。いったい何があるのか?やがてローラは、モンゴルのある伝説にたどり着きます。

モンゴルとかチベットとかいうと、よく耳にする“100年に1人生まれる、神の子”という伝説。キアヌ主演の「リトル・ブッダ」(93)や、スコセッシの「クンドゥン」(97)とか…。つまり、リウ=サンがその“神の子”というわけです。謎の裏には、映画のタイトル“ストーン・カウンシル”という秘密結社の存在があったのです。

いつものように美しさを全面に出すことなく、ノーメイクで我が子を守るために必死に闘う母を演じるベルッチ。共演は、心理学者のシビル役にカトリーヌ・ドヌーヴ。監督は、これが初監督のギョーム・ニクルー。原作は、『クリムゾン・リバー』のジャン=クリストフ・グランジェ。おもしろそう~♪
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聖地に行きたい!

2007-06-01 21:38:38 | 映画
私がいつか行ってみたい国に、イスラエルのエルサレムがあります。政情が安定していないため、日本人の私などが気軽に海外旅行できる状態ではないですね。イスラエルとパレスチナの問題は、複雑に絡み合う民族と宗教の問題。しかしここは、まさに“聖地”。

で、なんの“聖地”かというと、ユダヤ教・イスラム教・キリスト教の聖地なんですね。エルサレムには、嘆きの壁、聖墳墓教会、岩のドーム、魂の井戸など、聖書にちなんだ名所・旧跡が目白押し。東エルサレムの旧市街は、1981年に世界文化遺産に登録されています。

映画の中に出てくるゲッセマネの園や、イエスが十字架を背負いながら歩いた道、そしてゴルゴダの丘(聖墳墓教会のある場所)。絵画の中でも、聖書に基づいた作品が数々あります。映画や絵画好きの私には、たまらなく行ってみたい!というわけです。いつになったら、安全に行くことができるのかしら…?

ジェイムズ聖地へ行く」(03)の主人公、青年ジェイムズは敬虔なクリスチャン。アフリカの小さな村に住み、村の次期牧師に任命されます。それを機に、聖地エルサレムへの巡礼の旅に出ます。ところがイスラエル空港に到着した途端、不法労働者と間違われてしまいます!なぜ~?黒人だから~?ひど~い!!

保釈金を支払うため借金をし、返済のために強制的に清掃の仕事をさせられます。同じような人たちと、快適とはいえない共同部屋に押し込まれ、働く毎日。真面目なジェイムズは、次第に“金儲け主義”の洗礼に遭うのでした…。こんなことしていて、無事にエルサレムにたどり着くのでしょうか~?不安。

聖地エルサレムと近代資本主義国家イスラエル。映画から何が見えてくるのかしら?監督・脚本は、ラアナン・アレクサンドロヴィッチ。主役のジェイムズを演じるのは、シアボンガ・シブ。このイスラエル映画、ちょっと気になります。劇場かDVDか、どうしょう~?
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