『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

製本業

2016-02-12 05:22:00 | 製本
リサイタルのロビーでの
頒布会での
『ギター日記』(130頁)を
4冊分プリント・アウトして、
本文(ほんもん)を
業務用ステイプラー(ホチキス)で
綴じてからアンビル(金床)で叩き、
エンボス(厚紙)の表紙を
ボンド貼りした。

見返しを表紙に
糊張りしてから
押しにかける。



カラー・タイトルを印刷した
カバーをかけたあとで、
天地(上下)小口(背の反対側)を
業務用押し切りカッターで
裁断する。

古楽器製作の
100工程ほどに比べたら、
わずか10工程ほどなので
簡易製本技術は
さほどに難しいものでもない。

これまですでに
委託販売や依頼製作を含めて
1.000冊以上の製本をしてきたので
手芸として身に付いた。




常連のフレンチ店からも
また5冊増刷の発注を受け、
これから印刷に入る。

店頭で、
もう100冊近く売れており、
ローカル番組『グーテン』でも
とりあげられて、
隠れたロングセラーになっている。





「お金が増える魔法の数字」
というフレコミを読んで、
真に受けて(半分、洒落で)、
通帳入れに貼り付けてみたのだが、
1年経っても、あまり
顕著な効能はないようだ(笑)。

でも、給与などの
入金は切れることがないから、
ある意味、それはそれで
有り難い効能なのかもしれない。



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あれも、これも・・・

2016-02-09 07:57:00 | 製本
十数年前に書いて
ネット上で発表していた
「うつ」体験記を
たくさんおられる
「うつ」のクライエントの為にも
いつか本にしたいと思っていたが、
ようやく、他の原稿と抱き合わせの
オムニバス形式で冊子化できた。



又吉直樹の『火花』の
深層分析が30頁、
創作短篇が30頁、
そして、来月行なわれる
『東日本大震災五年慰霊祭』での
講演原稿が10頁…と、
四つの文章で一冊分になった。

巻頭言の「はじめに」では、
「一貫しない内容かもしれないが、
いずれも、心理臨床家・魂理学者の目から見た
「3.11」であり、「うつ」であり、「文学」である」
と、うまいこと誤魔化せた。

今年度は、
これで4冊目の冊子化となる
ハイペースであるが、
『復興支援リサイタル』2年分のアンケートと
『ギター日記』という練習雑記をまとめた物が、
近々、今回のロビー販売用に出来上がる。

同時にまた、
『佐々木 修 現代美術館 Ⅱ』も
同時進行で編修しているので、
年間2冊の“自己課題ノルマ”だが、
6冊達成できそうである。

表現力大勢ということなのか、
壮年期で蝋燭の炎の勢いがいいのか…。
(消える直前の勢いだったりして…笑)




コンサートのパンフレットを
市内16ヶ所の学習センターに配布してもらうのに
印刷を完了し、袋詰めし、依頼用紙を貼り付け、
あとは市役所の文化課に
持参するばかりである。

ギター練習の傍ら、
広報マネジメントも兼務しているので
まさしく「リサイタル(独演会)」とは
裏方も「独り舞台」である。






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3冊目

2015-09-28 07:04:00 | 製本
創造的仕事として
年に2冊のブックレット(小冊子)を
作ることを、ここ十年近く
自分へのノルマとしてきた。

教員時代の90年代から
すでに40冊を超える
論文・エッセイ・童話・短篇小説・深層分析・
対談・評論・グルメ記事・古楽器製作記などを
執筆してきた。

このシルバーウィークに着手した
今年度、3冊目の
アート作品集が完成した。

先の『現代美術館』の続篇で、
アネックス(別館)としたが、
前作よりも頁数が増えた。

パイロット版を一つ完成させ、
校正を終えたので、
これから増刷する。



前回の表紙には、
ナスカの地上絵にしたが、
今回は、ラスコー洞窟の壁画にしてみた。

いずれも、古代人が描いたもので
何の外連味もないのがいい。





夏休み来、
カミさんとカフェ巡りをしているが、
昨日も近所に出かけたら、
帰りに東の空に
立派な入道雲が湧いていた。

27℃という残暑だったので
上昇気流が生じたのであろうが、
アッという間に掻き消えてしまった。

やはり、
夏は去りて秋は来ぬ、
と感じた。




今日、明日とオフ日なので、
車を車検に出し、
代車でお出掛けしようと
コーデを考えていた。

去年、
虫喰いを自分で補修した
グレー・スーツに、
黒のスタンドカラー・シャツ、
黒のフリル・ポケットチーフを
合わせてみた。

コーディネーション・プロセスは
脳トレにもなるので、
楽しみながら、
あーでもない、こーでもない、
と、あれこれ悩んでいる。

自作のスワロフスキー・カフリンクスと
改作のグリーンベルト・スクウェア・ウォッチを
取り合わせてみる。

この時計の本体は
亡き父親の形見であるが、
ベルトのみを緑の鰐革に交換した。




近所のツタヤで
カフェの帰りに寄って、
レンタルコミックの新刊を
3冊ばかり借りてきた。

『サラリーマン金太郎』シリーズは
全巻読破しているが、
新シリーズは『五十歳』で、
五十路に入った金ちゃんが、
今度は原発事故収拾のため
電力会社の社長に就任するという
タイムリーなもので面白かった。

金ちゃんの口から、
また溜飲の下がる本音が
吐かれるのが楽しみである。

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新学期間近・・・

2015-08-23 09:56:00 | 製本
さすがに
35℃超えの猛暑日はなくなり、
30℃の真夏日でも
過ごしやすく感じるから、
カラダが夏バージョンに
成りきっているようである。

ここ数日は
雨降り天気で
25℃の夏日でも
涼しくすら感じる。



先週完成した
『佐々木 修 現代美術館』を
増刷して、さっそく
お中元を頂いた方々に
お送りした。

来年の
≪第三回 復興支援リサイタル≫の
ロビー物販でも
数冊並べてみようかと考えている。




慢性化しつつある
逆流性食道炎のために、
長らくコーヒーを絶っているが、
朝方、むしょうに飲みたくなり、
コレクションしていたカップから
高校の修学旅行で清水寺で買った
清水焼のものを出して
シナモンとバニラを効かせて
ブラックで一杯やってみた。

修学旅行は、
高2の17歳の時なので、
ちょうど40年前である。

たしか、当時で
二千円くらいだったと思う。

他には、
餞別をくれた叔父・叔母たちに
奈良公園でネームを打刻してもらった
包丁を土産に買い、
新京極のレコード店で
≪セラニート≫の貴重な
フラメンコのLPを買っただけである。

40年物のカップから
久しぶりにコーヒーを啜りながら、
懐かしく十代の頃を
偲んでいた。




カミさんと
南福島ニュータウンにある
カフェにお昼に出かけて、
帰りに、黒岩に通ずる
裏の山道を初めて降りてきた。

カミさんは
清水町在住の頃、
よく杉妻小のアキを
乗せて通ったという。

フミは、ここを
マウンテンバイクで降りて
祖父母宅で自転車に乗り換えて
中学校に通っていたそうだ。




カフェにあったシティ情報雑誌で
初めて鏡石の「田圃アート」の
全景を知った。

いつも横を通って
学校に通勤しているが、
道路からは全く絵図が判らない。

これは隣の図書館の
屋上展望台から撮ったようである。



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紙上美術館

2015-08-16 08:09:00 | 製本
夏休み中の研究や仕事として
いろいろ併行してやっているが、
その一つでもある
初めての作品集が完成した。

これまでは
論文、エツセイ、対談集ばかりだったが、
初めて、絵画と写真の作品を網羅した
一冊ができて感無量である。

これで、先日の
『砂の女 深層分析』に続いて
年間2冊の自分に課したノルマが
達成できた。



今回は、
タイトルに苦慮した。

自己のアート療法の一つでもあるので、
『アートを遊ぶ』とか
『アートゲーム』なども浮かんだが、
けっきょくは、
裏磐梯にある『諸橋近代美術館』に倣って、
紙上の『現代美術館』とした。

これから恩人への贈呈用と頒布用の
増刷にかかるつもりだが、
100頁オールカラーなので、
インクの減りが早いのが
泣き所である。



写真そのままのものと、
画像ソフトを用いて修正したもの、
「絵画処理」を施して
二次加工したものなど、
すでにブログにアップしてきた
104作品を収録した。

去年、上梓した『音楽随談』では、
音楽論を展開したが、
この『作品集』では
視覚的「美」についての考えを
開陳できたように思う。




今回は、
抽象画を多く掲載し、
新しい「美」の試作にも
挑戦してみた。



これもまた、
「人生を遊ぶ」という
ライフ・ビリーフの
一環なのかもしれない。

「川下り」は
半ば断念したが・・・。

(_ _。)・・・


生きることは、遊ぶこと。
人生とは創作し続ける過程のことである。
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