『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

初盆栽

2018-10-24 08:43:00 | ガーデニング
きのうは
ソーちゃんの順位戦があるのを
コロッと忘れていて、
帰宅途中に思い出して、
スッとんで帰ってきた。

PCを立ち上げたら
14時間の闘いなので
まだ中盤であった。





けっきょく、
決着がついたのは
深夜11時頃だった。

一時は劣勢かと思わせたが、
相手の考えすぎてのミスで
一気に逆転した。

終盤の寄せは
さすがに凄まじく、
詰め将棋選手権4連覇の
「絶対王」の力量を見せてくれた。

これで
順位戦5連勝である。

この分だと、
全勝で昇級しそうである。

31日も
棋聖戦があるので
楽しみだ。




最近、「モス・ハンター」になり、
通退勤中にイイ苔場を見つけると
そそくさと採集にかかる。

一般人は
ほとんど雑草のようにしか
感じていないだろうから
すくい取るのにも
さほど気兼ねもない。

なので、
クラゲ博士や粘菌博士みたいに
苔の研究者然として
堂々と採集することにしている。

裏庭に打ち捨ててあった
亡父の植木鉢を水洗いし、
苔を敷いて
伐採後に芽吹いた若木を一本
盆栽に見立ててみた。

ついでに、
除染後に敷かれた
砂利の中から
形の佳いものを選って
盆石風に見立ててみた。

毎月、
室礼の茶花を30年も
やっているから
「真・行・草」は心得ている。




中合ギャラリーの絵画展に
目を引く静物画があったが、
高価で買えるはずもなく、
なので、構図とモチーフを
反転させて模写してみた。

シャルダンが好きなので、
それ風のマチエール(肌合い)に
仕上げてみた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モス・ハンター

2018-10-23 04:34:00 | ガーデニング
近頃、
苔に魅せられて、
我が家の庭も
京都の禅寺みたいに
苔庭にしたいなぁ・・・と、
憧れを抱いている。

裏庭のブロックには
ほどよく苔がついて
そのマットな質感がいい。



いつものコースを
散歩してたら、
前日に苔を剥ぎ取った
路傍の痕が
そのまんまになっていて、
「誰だぁ、コケ採っていったんはー!?」
と可笑しかった。

これからは、
平たい菓子箱と
移植ベラを常に携帯し
「モス・ハンター」
になろうかしらん。

なんだか、
高校英語で習った
「A rolling stone gathers no moss」
(転がる石に苔むさず)
を思い出した。

これは
「流れる水は腐らず」というのと
同じような意味かと思っていたが、
「職業や住まいを転々とすると、
金もたまらず、友人もできない」
というネガティヴな意味もあるようだ。




仕事部屋、寝室、子ども部屋と
それぞれにステレオ・セットが
組んである。

20代の頃は
オーディオに凝っていたので、
その頃の遺産的銘機も
未だに現役である。

子ども部屋のは、
6スピーカーなので、
マーラーの『千人の交響曲』や
ワーグナーの『ワルキューレ』、
『スターウォーズ』のテーマ曲なぞを
フルサウンドでやると
床と窓がビリビリと振動するくらい
超迫力で聴ける。

寝室のはAVセットで、
もっぱら映画を
大画面・大音声で観る用である。

オフ日の真昼間に
遮光カーテンを閉めて
劇場に行ったつもりで、
ラウドネスを効かせて
ステレオ・サウンドで鑑賞する。

いっ時、
サラウンドも試してみたが、
なんだか煩瑣な感じで
やめにした。

仕事部屋のは
もっぱら音質重視で、
ソニーの銘機<TA-F333ESR>の
三台目(三代目)を気に入って
30年来愛用している。

これと
パイオニアの
コンパクト・スピカーの
相性が至極いい。

かつて、
オーディオのカリスマだった
長岡 鉄男氏が推奨していた
コンポーネントである。

ギターやリュートの音を
スッキリ再生できる。

オーディオ・マニアの
叔父さんちには、
200万もする
アキュフェーズの真空管プリアンプや
タンノイの大型スピーカーがあるが、
どうもギター音に関しては
感心しない音色だった。

総じて、
高級オーディオほど
柔らかくモヤッとした音がする。

生楽器の実音は
もっとエッジが効いた
シャープなものである。

亡き親父も
レコード好きだったので、
昭和40年代に
「ナショナル ステレオ 宴」の
セパレート・タイプを買って
長らく聴いていたが、
高校生の頃、
自分がそれを引き継いだ。

それこそ、
レコードが貴重な頃、
擦り切れるほど
聴いたものである。





我が家の古楽器工房は
フミが高校時代に入寮して
空いた部屋から始まった。

その後、
寝室をレールカーテンで
半分にした『夢工房』なるものになり、
今は、アキとナツがいた
12畳の大部屋に落ち着いた。

その三箇所でこしらえた
30本あまりの
ギター属、リュート属は
すべてヤフオクで売れてくれた。

合間に作った
プラモまで全部売れた。

製作した楽器を
愛用して頂いている
ユーザーの方が
工房を訪問されたこともある。

現在は休眠中なので、
足の踏み場もないほどの
物置化しているが、
そろそろ
「木との対話」も
再開しようかと
思ってはいる・・・。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧乏すれど・・・

2018-10-22 08:10:00 | ガーデニング
昨晩は、
夕食後にマッサージ機で
揉み療治をしていたら、
突然、違和感が生じて、
<具合ワルイ感>が増幅して
ヤバイと思って
すぐさまベッドに横になって
安静にした。

執拗に
マッサージ刺激を加えたので
自律神経系のバランスを崩したのか、
前日、根を詰めて部屋片付けをしたので
その疲れがドッと出たのか・・・。

それとも、
10℃以上もあった
寒暖差による風邪様の
自律神経失調か・・・。

昨日は
裏磐梯では
氷点下になったという。

今朝は、
頭痛で目が覚めたので、
薬を呑まざるをえなかった。

やはり風邪様の
体調不良のようである。

根詰めての片付けや
寒暖差も失調因子に
なったのだろう。

それと、
思い当たるのは、
片付けの疲れで熟眠できず
午前中に眠気があったのに、
いつもなら生理に逆らわず
短時間でもうたた寝をするのを
午後からギターレッスンがあったから
それを圧してガーデニング用の
ハーブを買いに出かけたのが
いけなかった。

いつ以来か、
珍しく入浴せずに
8時頃に就寝した。

高潮のことを
「storm surge」と言うが、
心理的・物理的ストレスによる
「血圧サージ」というのがあり、
やはり交感神経過敏という変調で
突然に血圧が跳ね上がって
脳卒中になることがあるらしい。

疲れ・不眠・寒暖差・・・
いずれも自律神経には負荷なので、
「うつ持ち失調体質患者」は
低ストレス生活を心がけなきゃ
である。

ゆんべも
床んなかで
自律訓練法で1hほど
リラクゼーションして、
頓服のアルプラゾラム
(安定剤)によって
違和感が消退した。

先月の国試の
「薬理学」領域で、
ベンゾジアゼピン系抗不安薬の
副作用について出題されたが、
常用薬なのでラッキーだった(笑)。



吾妻山の
火山活動の活発化で
入山規制になって久しいが、
気のせいか、いつもより噴煙の
勢いがあるようにも見えた。

ただ、
年がら年中、
煙が上がっている活火山なので、
それこそ毎日「ガス抜き」してるから、
御嶽山のような突然の
大噴火はないだろうと想定している。

もっとも、
3.11来、
「想定外」は世の常だが。

今日も
お天気がよさげなので、
ふもとまで
紅葉狩りにでも行こうかしらん、
と頭痛薬を呑みながら
思案している。

あしたは
棚倉だしなぁ・・・。

じっと、
安静にしてるかぁ・・・。

自分もカミさんも、
ガッコの文化祭代休である。




カウンセリング室玄関前に
10年ほど前に
レモンが生った苗を植えたが、
翌年からまったく生らなくなったので、
引き抜いて瓶に植え替えて
サンルームで保温栽培することにした。

同様に、
ちっとも結果しないブルーベリーも
サナトリウムで
日光浴保養させることにした(笑)。

散歩路で
移植ベラで掻き集めてきた苔も
鉢植えして、
ミニ盆栽でも創ろうかと
土台づくりしている。

なんだか、
庭の大伐採をしてから、
メンタル・ファーゼ(精神位相)が
ちと変わってきたのか、
今までにない処に
ギアが入った感じがする。

BSの海外料理番組を
毎週4本も視聴しているが、
なかでも
『ナイジェルのシンプル・レシピ』には
そのライフ・スタイルに魅かれ、
家庭菜園と室内ハーブ栽培と
共に生きるのを真似している。

裏庭の下草が刈られて
スペースができたので、
そこに林檎の樹を植えるべく
果樹種苗の会社に注文した。

三年で結果するというので、
ナイジェルのように
庭の林檎をつかったレシピを
考えてみたい。

そして、また、
以前のように、
苺の本格栽培にも
着手してみようかと
考えている。

土や農作物と共に暮らす
というのは、
マクロビやロハスにも
通づるものがありそうだ。

余生の時を
ガーデニングと
アグリカルチャーに
費やすのも素敵かな・・・と、
『シンプル・レシピ』や
『ヨコハマ買い物紀行』を見ていて
思った。




爪弾きをするギターと
指頭奏法の古楽器では、
本来、両立不能なものである。

今年のリサイタルでの
リュート演奏は、
爪弾きだったので
リュート本来の音色ではなかった。

ファイナル・リサイタルが終わったら、
自分のためだけに、
もいちど爪を切って
古楽器本来の音色を
味わおうと考えている。

そして、休業中の
リューティエ(古楽器製作家)活動も
再開したいものである。

2010年に製作した
ルネッサンス・ギターを
ご購入された方が
ユーチューブにアップされたのが、
今もまだ見聞きできる。

この作品はホームセンターで
見つけた柾目の桐材が
400円という安価で
見事だったので、
それを生かすべく
創り上げたものである。

http://www.youtube.com/watch?v=5J92udX0nRc

2mmまで薄く削りあげ、
膠で5枚合わせという
前代未聞の手法で
共鳴板に仕上げた。

裏板と側面板は
最高級のAAAの
カーリー・メープルである。

虎の毛皮のような模様なので
「虎斑(とらふ)」
「タイガー・ストライプ」
などと呼ばれ
弦楽器材のダイヤモンドにも
例えられる逸材である。

これは試作品だったので、
5万円という廉価で
ヤフオクに出品したが
即落札された。

その後、20本ばかり
ルネッサンス・ギターを
こしらえたが、
すべて落札され
今頃、日本中の古楽愛好家に
弾かれていることだろう。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アスパラ

2018-10-16 07:10:00 | ガーデニング
♪ ぼくのおにわに
 アスパラがでたよ~ ♪

♪ヽ(´▽`)/

と歌いながら
小躍りしたくなった。

下草まで全面伐採して
一角のハーブ園まで
丸坊主にしたが、
どういうわけか
アスパラが一本ピョコンと
伸び出ていた。

5年ほど前に
植えた株だったが、
一度もならなかったのに、
地下茎だけになって、
はじめてアスパラの形をみた。

まだ細々だけど、
どこまで太くなるのか
見守りたい。




繁殖力の強い
オレガノも
いちはやく新芽を
出し始めた。

丸坊主になって
地面が露出した裏庭を見て、
来春はここに
野菜畑でも作ろうかなと考えた。

以前は、
苺を栽培して
収穫していた。

その後、
ザクロとビワを植えたら
アッという間に
大木になってしまった。




K中に赴く途中、
イベントが終わったばかりの
コスキン人形の周囲に
まだ万国旗がはためいていた。

一昨年まで
連続五年出場して
町長からも表彰されたが、
10年連続を目指していたなか
講演仕事とブッキングして途切れてしまい
最近は出場モチベーションが
下ってしまった。

それでも
コスキンを通じて学んだり
新しく得たレパートリーもある。





BSで録画していた
ディズニー映画を見てみた。

未来社会の風景が
風変わりで
ちょっと楽しめた。

ストーリーは
勧善懲悪・予定調和で
チャンチャンという
なんの目新しさもないものだった。

ジョージ・クルーニーは
何度も見たり
その名を聞いているのだ、
どうも覚えられない。

ニコラス・ケイジのような
強烈な個性が
ないせいかもしれない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バッサリ、サッパリ

2018-10-06 06:42:00 | ガーデニング
十年ぶりに
剪定をしたら、
丸坊主のような
庭に様変わりした。

植木屋さんも
驚いていたが
藪のなかには
久々にご対面の
三匹の信楽狸が潜んでいた。

灯篭のたぐいも
それぞれ姿を現し
侘びた風情の
スカスカ庭になった。

これで、
あと十年は伸びっぱなしでも
大丈夫だろう(笑)。



伐採前に
一輪だけ
狂い咲きしていた
ボケが鮮やかだった。




豚ヒレの塊りが
安かったので、
「ロティ・ド・ポール」
(ロースト・ポーク)
にしてみた。

もう何十回となく
調理しているので
火入れのタイミングも体得して、
フレンチのシェフに教わった
ルポゼ(休ませ)も取り入れ、
中心がしっかりロゼ色の
「ヴィアン・ロゼ」状態に
焼けるようになった。

毎回、カットする直前に、
包丁をよく砥いで、
メダル状の「メダイヨン」という
形に仕上げる。



ソースは
天板に洩れ出た肉汁を
赤ワインとトマトピューレで伸ばし、
冷えたバターでトロミをつける
「ブールモンテ」という
フレンチ技で仕上げる。

ソースに使った
ボルドー・ルージュ
(赤ワイン)と
バケットでやってみたが、
なかなかの出来だった。

二人分の材料費で
ワンコインだから
“おうちフレンチ”は
学食並みにお徳である。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする