日々のカウンセリングの中で、
父兄や教員への
ガイダンスのようなものも
少なくない。
その折、
父親として、元教員として
年配者の立場として、
何か心に届くことを伝えたい
と常々心掛けているが、
箴言集や経典のような
「智慧」に満ちた言葉を
しばしば引用することがある。
きのうも、たまたま、
教職を辞められたばかりの
お母さんが来られたが、
家庭や我が身や人生の
さまざまな難儀を嘆かれたので、
目の前にあった「日めくり」を示し、
「あるがままに受け入れる心」
というのが、どうやら
「人生の宝物」のようですよ・・・と、
助言したら、肩の力が抜けて
「そうですね・・・」
と得心されたような感じになられていた。
*
通退勤の車中では、
毎日、インド哲学の泰斗・
中村 元(はじめ)先生の
講演テープを20本ほど
何十回も繰り返し聞いているので、
先生の柔和な口調を通じて、
智慧に満ちた「釈尊の教え」が
身体に滲むように入ってきた。
最近、『親ガチャ』と言うように、
暴力を振う親や
理不尽で話にならないという親を
嘆いて、家出もどきや自殺未遂を
起こす子どもたちが少なくない。
そんな子たちと出逢うたびに、
釈尊の智慧に満ちた言葉を
教えてあげると、
砂地に水が沁み込むように
スッと受け容れてくれることが多い。
そして、『言霊』の力で、
その子たちが、我が道を歩み始めると、
智慧に満ちた言葉の偉大さに感服する。
*
教会のTちゃん先生から頂いた
ジャンボ・テディベアは、
T中のカウンセリング室に置いてるが、
孫と同じく“リク坊”と名付け、
「抱くと幸運がきます!!」
と、中学生の心を刺激している(笑)。
先日も、
毎日がツマンナイと嘆く
男の子がやってきて、
思いっきり抱きついていた(笑)。
“気は心”だから、
そんな些細な事でも、
何かの弾みや切っ掛けになれば、
ラッキー-アイテムとして
働いてくれるはずである。
*
きのうは、
気まぐれに、ふと、
クライエント側の席に座ってみて、
カウンセラー側がどう見えるのか
客観的に観察してみた。
四枚の絵はいいとして、
奥まった処に雑然とある
電子ピアノやギター、楽譜類は
雑然として、目に煩いなぁ・・・と、
感じてしまった。
もちっと、スキッとさせなきゃ・・・と、
思ってるところに、ノックがあって、
予約生徒の時間となった。
*
週に三日は
手作りベントで出勤してるが、
これに冬場は、
熱々の味噌汁やスープ類を
マグボトルに持参しては、
食中にジルジル啜っている。
出勤途中の信号待ちなぞにも、
まだ、暖房が温まりきらぬ車中で、
カラダを温めるのにも、
ジルジルやっている(笑)。
*
きのうは昼休みに、
ルネッサンスギターによる
『LM』(リュートマラソン)のための
『エスパニョレッタ』のアナリーゼをやった。
今日から「私的三連休」なので、
自宅で録画録音をしようと
思っている。
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