毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。
ドクターから頂いた30ケの大福を
やっと片付けたところに
先日のレクチャーコンサートで
また学生からお菓子をもらった。
毎日、スイーツばっかり
食べているようで、
血糖値は大丈夫か心配になり
思わず昨年の検診データを見てみた。
ヘモグロビンA1c/LAが5.3で
基準値内なので糖尿病の心配はないと
思っているが、親父も肥満で
軽度糖尿病だったので用心している。
この夏、3キロ減量が目標だったが
今の所、1キロしか減っていない。
今流行りの炭水化物ダイエットを
やろうかと思っていた矢先、
今朝の朝刊を見たら
腎臓病には厳禁とあったので、
慢性糸球体炎で
腎機能60%の身には無理だと知った。
やはり、バランスのいい食事で
カロリーコントロールしていくしかない。
42歳で「うつ」を患って以来、
何度か再発して、今も
予防のために10mgの
パキシルという薬を毎日呑んでいる。
学校でのクライエントにも生徒をはじめ
先生たちにも「うつ」の患者さんが多く、
カウンセリングで自身の体験をもとに
認知行動療法をやっている。
『「うつ」を生きる』という
啓蒙書も現在書きかけだが、
来月の講演までには完成させて
即売会に持参したい。
昨年、立川談志が亡くなったときに
手持ちの色紙コレクションを
ヤフオクで売却したが、
手元に4枚だけは残しておいた。
いずれも、「うつ」で伏せっていた折に
ライフ・モットーになった言葉である。
「暇できたら寝てること」は、
息子に「寝たきり親父」と揶揄されるほど
今でも実行しているが、
当時から仕事の合間にも
横になる習慣をつけた。
そうすると
血流が重力に反せずに体が楽になって
脳神経が修復しやすいと解った。
今や自由業になって、
収入は教員時代の半分どころか
1/3以下になったけど、
それでも「半分あればいいや」の精神で
金に拘らないことにした。
それよりも好きなことを
存分にやれる時間があるほうが
幸せだと思うことにした。
そもそも「うつ」になったのも、
教員時代の収入に追いつこうと無理して
過労が祟ったからである。
今では「金持ち」ではなく
「時間持ち」になった。
「嫌なことはしないほうがいい」
というのも実践してる。
結婚式とかみんな断ってるし、
頼まれごと、誘われごとも、
嫌なものは遠慮なく断っている。
義理も欠いてる。
だって、自分の命のほうが
大切だもん。
今は、セミ・リタイアメントっぽい生活なので
カウンセリングの仕事時間以外は
専門の勉強はもとより、
音楽をしたり、楽器製作をしたり、本を書いたり、
雨の日には雨を、雪の日には雪を愛でるような
良寛和尚や宮沢賢治のような
金のかからない自然に溶け込むような
生活を目指している。
夏休みに楽器製作に
精を出しているが、
この夏も猛暑日が続き、
エアコンをつけても
仕上げのポリッシング作業では
汗が滝のように流れてしまう。
16世紀スペインの宮廷でもてはやされた
ヴィウエラという
ギターの前身となった楽器は、
これで2本目であるが、
まあまあの出来である。
音もそれらしい。
4本目のバロックギターは、
まあまあの音がする。
6本目のルネッサンスギターは
けっこうよく鳴っている。
いずれもヤフオクに
出品したばかりだが
まだ入札が入らない。
来月、京都・大阪に
講演旅行へ行くので
それまで完売してくれると
懐具合が助かるのだが・・・。
毎年恒例となった
大学ギター部夏合宿の
公開レッスンとミニコンサートを
行ってきた。
1年生が5人入り
中には高校の後輩もいた。
いずれもアキと同じ世代の
子どもたちである。
春の合宿では
ルネッサンスリュートを披露したので、
今回は完成したばかりの
ルネッサンスギターを紹介した。
道路の温度計が38度を示す
猛暑日だったので
熱中症予防にアイスバンドを
首に巻いて出かけた。
エアコンを効かせた食堂での
ミニコンサートだったが、
案の定、演奏後は
全身汗だくになってしまった。
かつて、
猫魔ホテルのテナントに入っていた叔母が
借りていた社宅マンションに
夏の間、何度も家族でステイさせてもらい
優雅に高原での避暑暮らしをしていたが、
ホテルが一度潰れて
マンションも分譲されてしまい
二度と別荘暮らしができなくなってしまった。
先日、懐かしく
その2階の一室を眺めてきた。
幸いにして
建物と周囲の風景はまったく変わらず、
子どもたちが幼い頃に
亡き父と遊んだ情景が偲ばれた。
近所のコンビニにも
よく買い物に行ったが、
今では閉店になっている。
隣のお土産屋にもよく顔を出した。
弥六沼の静謐な佇まいだけは
いつもと変わらず、
ここでも芝生の上で
父がヨチヨチ歩きのアキに
目を細めていた在りし日の情景が
偲ばれた。
福島の至宝・裏磐梯。