『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

三国志

2015-07-16 04:29:00 | マンガ
広島県立図書館から
『三国志』の朗読CDが
届くのを心待ちにしているが、
この夏休みは、もう一度、
横山光輝の『三国志』を
再読してみようと
K高の図書館から
10冊ほど借りてきた。



全60巻あるので、
夏休み明けに
毎週10巻ずつ借りようと
計画している。


図書館の奥の隅っこで
ひとりうつむき泣いてるような
女の子がいたので、
「どうしたの?」
と声をかけてみたら
「もう、学校やめたい・・・」
と漏らしたので、
しばらく話を聴いて
放課後、カウンセリング室に来させた。

半時間ほど
話を聴いてやったら
すこし笑顔が見られて、
どうにか「やめる」ことを
即断しないように、
ということは了解してくれた。




毎週、少しずつ
家に溜まった不要の蔵書を
カウンセリング室の書棚に
移している。

金光第一高校時代も
生物室に蔵書を並べていたら、
けっこう生徒たちが
借りていってくれた。

今のK高の
カウンセリング室の雰囲気が
金光時代の生物室に似ているので、
どこか居心地がいい。

K中の物置部屋とは違い、
エアコン有り、パソコン有り、
デスク有り、ソファ有り、ロッカー有り、
電話あり、書棚有り、冷蔵庫有り・・・と、
こちらは「有り有り」の環境で
申し分ない。

相談部体制もしっかりしており、
コーディネーターの先生が
代々、有能な方々ばかりで
頼もしい。

もう10年近く勤務しているが、
ここ数年は、連続三代の学校長が
福高時代の同級生であるのも
心安い。




日中は35℃であったが
午後からは雷雨になり、
一挙に27℃くらいに低下した。

帰宅時には雨もあがり、
山々の木々がいっせいに蒸散してか、
地表付近の水蒸気が凝結して
雲状に低くたなびき
幽玄な景色を見せていた。




還暦を前にして、
今でも、
自分は駄目な人間だなぁ・・・と、
劣等感に苛まれる時が
時々ある。

母親が
「Good enough mother」じゃなかったから
自己肯定感が生来低いのかもしれない。

いろんなことに
恵まれている境涯なのに、
自己嫌悪でふと死にたくなる時が
ままある。

そんな時は、
心の師でもある碧水先生の
数々の歌に励まされている。

それらはまさに、
自分にとっての
『たましいの処方箋』である。

かつて、そういう冊子を創り、
同僚の先生にご協力いただいて
朗読CDも製作したことがある。


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お引越し

2015-07-15 06:14:00 | 季節
昨日は39.1℃と
全国2位の猛暑日となった。

エアコンのないK中への
出勤日だったので、
熱中症対策に
飲み物と保冷グッズを
持参した。



冷蔵庫があるので、
アイスノンを交互に
冷凍庫で冷やして
一日中、首の裏に当てていた。

教室や隣の事務室と職員室には
しっかりエアコンがあって
みんな涼しい顔をしているのが
恨めしかった。




教頭が来て、
夏休み中に改装工事が入るので
備品を持ち出してほしい
と告げられ、
1学期最後の勤務日だったので、
急遽、お引越しとなった。

玄関に車を横付けして、
台車を借りてピストン輸送したが、
それだけで滝のような大汗をかいて
シャツがびしょ濡れになった。

来年3月まで工事がかかり、
校内には代替の空き室がないとのことで、
隣の公民館の一室に移動となるやも、
とのことだった。

まるで、シューマンの『流浪の民』である。

元々、狭い・汚い・暗い・
エアコンない・パソコンない・デスクない・
ロッカーない・・・の、「ないない尽くし」の
悲惨な部屋を1学期間かけて
なんとかカウンセリング室らしく仕立てたが、
1時間でまた元の廃墟のごとくになった。

なんだかもう
飾り立てるのが
アホらしくなった。




学校の近くの田圃で
カラフルな稲を用いた
「田んぼアート」が創られていたが、
隣接する図書館の4階展望台から観ないと
全体像が分らないらしい。



快晴で
ものすごい日差しだったが、
ガソリン・スタンドの紅白と青空とが
まるでフランス国旗のような
色合いを見せていた。



源氏物語を深層心理学的に分析した
河合先生の『紫マンダラ』を再読してみた。

初読で読み落としていた箇所が
よく理解できて、
あさってから始まる夏休みの
課題研究のいい弾みになった。
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猛暑日

2015-07-14 07:00:00 | 風景
昨日は36℃となる
猛暑日となった。

オフ日で
所用で外に出たが、
日向に駐車していた車に
そのまま乗ってしまったら、
室内の温度計が
70℃を指してあり
エアコンが効くまで窓全開で
走行したものの10分ほどして
熱中症様症状が現れてしまった。

慌てて水分補給と
半袖短パンだったので
露出している部分を湿らせて
気化熱で体温を下げ、
ミニストップに飛び込み
エアコンとソフトクリームで
体温を低下させた。

それでも
フラフラ感と
首廻りの違和感が残った。

なんと今日は
38℃の予報である。

体温よりも高くなるって、
どんなんだろう。

昨日でも
吸気で肺が暑くなる
感覚があった。



カミさんとフミとで、
ダイユー8から
軽トラを借りて、
バアさんの部屋に葦(よしず)を
立てかけてやった。

エアコン嫌いで、
体脂肪率0に近い
骨皮人間なので、
この暑さでは干上がって
丸干しになるんじゃないか、
と家人は懸念している。




県立図書館に連絡したら
広島県立図書館が
交換貸出に応じてくれるとのことで、
念願の橋爪功の『三国志』の朗読CDを
10巻(40枚)ずつ借りれることになった。

全25巻なので、
3回分の往復輸送費6.000円は
負担しなくてはならないが、
なにせ、全100枚で
25万もする大全集であるから
1万未満で借りれるのは
ラッキーであった。




来年のリサイタルの
デュオ・プログラムである
ボッケリーニの『ファンダンゴ』の
譜読みに入った。

これは、30年前の教員時代に
いちど、チェンバロ・パートを
シンセサイザーに打ち込んで作り、
それに合わせて
レコーディングしたことがある。

古典曲だが
フラメンキッシュなラスゲアードという
掻き鳴らし奏法が出てきて、
誰が聞いてもカッコイイという。

デュオ・パートナーは
ドイツ在住の教え子のピアニストだが、
彼女も何度かギターとの
演奏歴があるようで
頼もしい。






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ウィンブルドン

2015-07-13 06:58:00 | ノンジャンル
昨日は、この夏はじめての
35℃を越す猛暑日だった。

郊外に車で出かけたが、
エアコンをマックスパワーにしても
効きがわるいほどのカンカン照りだった。

カミさんが帰ってきて、
テニスクラブでWさんが倒れて、
救急車で搬送されたと聞き、
驚いた。

「あらまぁ~。
 年寄りの冷やテニスやん」
と思っていたら、
会長からメールが来て
「避暑欠席、正解でした。
救急車二台にならずに済みました(笑)」
だって。

´´(;´ρ`A) アチィ…  



今日もまた
35℃を越えるという。

台風の影響による
熱波らしい。




ウィンブルドンの決勝を観ていたが、
0時半を過ぎた頃、
1-1になり、雨中断になって、
ウトウトしていたら、
いつの間にやら再開しており、
ぼんやりした意識の中で
ジョコヴィッチが優勝していた。

シングルハンド・プレーヤーの
フェデラー贔屓なので応援していたが、
この日は決定率が悪く
出だしから本調子じゃなさそうだった。

テニスは相撲のように
一発勝負じゃないので、
仮に95%対92%くらいの
決定率差があれば、
3セットから5セットでの
50ゲーム/300ポイント近くでは
確率論に支配される。

この日は、
明らかにフェデラーが
あらゆる数値が下回っていたので、
勝ち目はないと予想できた。

結果は案の定
1-3で敗退した。

フェデラー33歳
ジョコヴィッチ28歳で、
この年齢差もフェデラーには
不利な材料である。




それぞれのコーチ陣が
かつての名プレーヤー
ボリス・ベッカーと
ステファン・エドベリだったのも
好対照であった。




フミは昨日、帰京したが
コンパで持ち帰ったのか
韓国海苔とカクテルソーダを
置いていったので、
テニスを観戦しながらやっていた。

そしたら、今朝方、
頭痛で目が覚め、
たった6%のアルコールなのに
二日酔いしたようだ。

仕方なしに
頭痛薬の「マシナリ」を呑んだら
大分、ましなり。

さすが、
大阪マイナー製薬会社の
廉価な駄洒落クスリである。


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夏日の土曜

2015-07-12 08:15:00 | ノンジャンル
33℃という炎暑のなか、
お昼を食べにでかけた帰り、
久しぶりに県立図書館に寄ってみた。

購入すると22万円もする
全100枚の
橋爪功の『三国志』の朗読CD全集が
広島県立図書館にあるのを
ネットで探り当てたので、
交換貸与できないか
レファレンスに相談してみたが、
係が二人いながら対応が
スマートでなく焦れてしまった。

暑かったこともあり、
イライラしてプッツンしそうになったが
公共の場でシンとした図書館内で
大声を発してはみっともないので、
(怒らない。怒らない。
 ガマン、がまん・・・)
と自分に言い聞かせながらも、
言葉には怒気を含んでいた。

広島の図書館に
問い合わせてくれたのはいいが、
向こうでも検討しているとのことで、
返事がきたらメールをくれることになっているが、
待てど暮らせどウンともスンとも
言って来ない。

またまた、頭に来て
(どーなってんねんッ!)
と、つい関西弁モードになる。



これから開館時間になったら
電話を入れてみようと
思っている。

ついこないだ、
某教育事務所の給与担当の
若いオネーチャンの
手続き不始末で4.5月分の通勤費が
6月末になっても振り込まれないという
不手際があって、事務所に
苦情の電話で怒ってしまった。

何百円、何千円ではなく、
何万円という額なので、
「2ケ月遅れるって、いったい
どーいうことなのッ!」
と怒って噛み付いたが、
「すみません…」
っていうばっかりで、
さっぱり埒があかなくて
腹ん中では
(アホかッ!! しばいたるぞッ!)
と、またまた横山ヤッサン・モードに
なってしまった。

どうも、怒りモードになると
関西弁のスイッチが入って、
「アホッ! ボケッ! カスッ! ダボッ!」
という罵声がシックリくる。

これに相応する
共通語があるとしたら、
「馬鹿じゃないのッ!!」
くらいだろう。





図書館の帰り道、
コジマに寄って、
広告にあった1.780円の
扇風機を寝室用に購入した。

前からあるものが
タイマーが壊れて、
そのまま寝入って
風邪を引いたので、
やはりタイマー付が
必需品である。

エアコンと同時に使っているが
老人なみの腎機能低下性の
熱中症体質なので、
35℃にもなる今日も
フル稼動しそうである。

箱詰めのパッキングを解いてみたら
パーツごとにバラバラに収容されており、
組立図をみながら
ちょっとした模型製作するような
作業が必要であった。

これでは
ビデオのタイマーセットが出来ないような
メカ音痴のカミさんなんかは
組み立てられないかもしれない。





前日に撮っておいた
女子バレーを久しぶりに観た。

かつて、大ファンだった
山口舞ちゃんも出ていたが、
いつの間にやら最年長になり、
ナイジェリア人父の宮部が16歳で
舞ちゃんは32歳のダブル・スコアである。

色白の舞ちゃんと
黒人ハーフの宮部のツーショットは
好対照であった。

岡山シーガルズの
同僚セッターの宮下遥との
息の合った「縦Bクイック」も
見事に決めて“くの一プレーヤー”の
面目躍如であった。




ウィンブルドンの
女子決勝も途中から観た。

女王セリーナに挑んだのは
スペインの新人ガルビネ・ムグルサ。

セリーナの1セット・アップで
2セット目も5-1まで行って、
そこからムグルサが4-5まで
挽回した。

どちらも気合の入った
強烈なサーヴとストロークの応酬は
見ごたえがあった。

優勝したセリーナは33歳、
ムグルサは21歳である。

セリーナの
試合中の野獣のような
アグレッシヴな感じとは対照的に、
試合を終えてからは
お茶目で愛らしく、
敗者に対する
ハートウォーミングな気遣いは
素晴らしいスポーツマン・シップだった。





扇橋が死去した。
82歳。

先代三木助門下で、
壮年期の語り口は
師匠を彷彿させる
いい味わいがあった。

小三治の朋友でもある。

何枚かCDがあるので
追悼に聞き返してみたい。
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