毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。
花粉症のピークが過ぎたのか、
アレグラがようやく効き始めたのか、
それとも、春休みモードになって
心身ともにホッとしたのか、
疲労体調が少し回復したような
気がしている。
ただ、相変わらず
左首は痛く、
左背中のオデキも
膿んではいる。
今朝は、
サーッというホワイト・ノイズの
耳鳴りがしているが、
これは風邪気味のときに
生じる症状である。
高畑からレッスンに来られている
Kさんがゲンブリを持参されて、
春休み中、お貸し頂いた。
モロッコの楽器で
GIMBRIともGumbriとも書くが、
4本弦で、どうも複弦扱いで
レとソに調弦するらしい。
ユーチューブに
弾き方のハウトゥーがあったので、
うまくモノになれば、
今度のリサイタルの
「サプライズ企画」として
一曲、即興でやろうかと
目論んでいるのだが・・・(笑)。
ヤギの皮に弦が張られてあり、
表面を太鼓のように
ポクポク叩きながら
ビヨンビヨンと
低音がうなるような感じの
演奏スタイルである。
ヤギの皮には
所々うぶ毛がついており、
何やら首狩り族の
生首の皮を連想しないでもない(笑)。
半分冗談で、
Kさんに、
「これ買ってから、
不幸続きとかないですよね・・・」
と、訊いてみたが、
何もないとのことで、
安心してビヨンビヨンやっている(笑)。
リサイタルのプログラムや
昨年に引き続き
GWの天鏡閣での
フルート・デュオ・コンサートの
練習もしなくてはならないが、
同じ曲ばかりやっていると
飽きがくるもので、
ゲンブリで脳内の別な箇所を
刺激してやると活性化されて
疲労回復にもなりそうだ。
アフリカ音楽は
ミニマル・ミュージックと同じく
単調なリズムをずっと刻んで
しだいに恍惚感、陶酔感が
生ずるという、いたって
プリミティヴなものである。
もし、リサイタルでも
実現できたら、
「オウオ~ッ」
とか
「アイアイアイ~ッ」
とか
裸族みたいに
うなりそうである(笑)。
とりあえず、
春休みの間に
『モロッコの夜』とか
『アフリカン・ダンス』とか
というイメージの即興曲を
ひとつの形にしてみようと思う。
40年前の学生の頃、
360円だった
『セゴビア・アルバム』という
ギター名曲集の中に
知らないソナタがいくつあって、
今、ユーチューブでそれらの
演奏と譜面を照らし合わせて
勉強している。
こんなことも
春休みならではの
インプット充電であり、
音楽的教養の
底上げにもなっている。
心理屋としての勉強も
怠らないように、
ロールシャッハの研究論文を
何本かプリントアウトして
眼を通している。
カミさんが
定年で退職したが、
4月から
再任用となった。
齢60にして
白髪が一本もないのが
不思議なのだが、
顔にはだいぶ皺が増えた。
教員歴37年で
担任も30年以上している
超ベテランで、
K高に来た教え子たちから
聞いたところでは、
生徒たちからも慕われ
授業も解り易いという評判なので、
まだまだ元気なうちは
この人的資源を利用しないのは
社会的にも教育界的にも
勿体ないであろう。
毎年、新採の先生方を
各校で見ており、
初任研やコンサルなどで
指導もしているが、
まだまだ人間的、社会的に未熟で
授業も生徒指導も
覚束無い感じである。
もっとも、
自分も初任や20代の教員時代には
先輩教員から随分と
指導も叱咤もされた。
この歳になると
若い先生や中堅の先生方を
支え、指導しなければ、
という使命感も出てきた。
同年代で管理職になった
仲間たちは、日々、それを
やっているのだろうが、
自分の立場としては
カウンセラーとして
心理屋として先生方を
サポートしつつ
心理教育していきたいと
思っている。
春休みになったので、
身の回りの細々としたことに
勤しんでいる。
パジャマ兼部屋着の
ゴムが緩んだので、
ダイソーで買ってきた
スグレモノのゴム通しで
補修した。
ゴムが伸びるほど履いたのだから、
カミさんに直してもらうなり、
捨てちゃえばいいのかもしれないが、
この作業はけっこう楽しくて
好きなのである。
これまで、
短パン類など
いくつもゴム通しの
キャリアを積んできた(笑)。
脳トレにいいと思って、
頂き物の菓子折りの
間仕切りなどを
捨てずに取っておいたが、
いざ、3Dに組み立ててみたら、
案外、シンメトリーで
ツマラナイものしかできなかったので、
すぐに壊してゴミ箱に捨てた。
大学の建築学科に進んだ
ナツホなんかだと、
アシメ(非対称)の斬新な
フォルムに組み合わせるのかもしれないが、
昭和親爺の頭は硬いのか
面白味のない物しか作れず
あまりの非才さに
嘆息してしまった。
心理テストの描画で
シンメトリーが強調されるものは、
可塑性のない性格、
強迫傾向、脳の気質的障害などが
疑われるが、
老化によるそれらの兆候が
忍び寄ってきているのか・・・と、
懸念も抱いた。
昨日は、
家の階段の一段目に引っ掛かって、
大転倒し、思い切り膝をぶつけて
悶絶し、なおかつ、手にしていた
愛用のコップを粉々にしてしまい、
手を切って出血し、
なみなみと入っていたアイスコーヒーを
ぶちまけて、痛いやら、情けないやらで、
これが「老化」か・・・と、
哀しくなった。
さらに、別のコップも
うっかりして床に落とし、
一日に2ケも愛用のグラスを
失った。
あ゛~~
死にてぇ~~!!
と、雄叫びをあげた。
***
JC・Hちゃんの置き土産の
アート作品を額装してみた。
風景画の入っていた額に
逆さに貼り付けてみたら、
マグリット的、
ブラック的、レジェチックな
異空間が感じられて、
けっこう斬新で楽しめた。
『素粒子の彩り』
というタイトルが浮かんだ。
今朝は4時半頃、
目が覚めてしまい、
二度寝も出来なかったので、
「眼が覚めたら朝だ」
と思ってエイッと起きて、
薄暗い中をゴミ出しに歩いた。
そしたら、
ハラリハラリと粉雪が舞い、
あらま・・・と、
冬の名残り雪、
春雪を身に纏った。
左首の痛み、
左目蓋の痙攣、
左背中のオデキは
依然として消えぬのに、
今朝はとうとう左のお尻に
ニキビのような
硬い腫れ物が出来ていた。
あら~!!!
どないしたん、ワイの左半身~!!!
と、怪訝に思わざるを
得なかった。
春休みはリサイタル業務を
やらねば・・・と、昨日は、
体調のいい時間帯に
市内の16ある学習センターに
配布してもらうための
フライヤー詰め作業を
ひとり黙々とやっていた。
これを市役所の教育課に持参すると
一気にセンターに配送して
展示してくれる。
今日はついでに、
音楽堂はじめ、文化センター・テルサ・
中合・いちい・市立図書館と
例年ポスターを扱ってくれる処に
お願いしてくるつもりである。
<楽団ひとり>の
広報活動である。
営業マン・スタイルで、
あちこちに、
ニコニコ、ペコペコしに行く(笑)。
昨日は、
「籠池劇場」のライヴを
午後から視ていた。
なにせ教育勅語のオッサンなので
何を言い出すか・・・と、
野次馬根性での
対岸の火事見物。
与党は、首相夫人の疑惑を晴らそうと
証人への悪のラベリング・印象操作が
稚拙なほどに見えみえで、
野党は、何とか言質を引き出そうと
躍起になっているのが
茶番劇であった。
ヘソでお茶湧くぞ~!・・・と、
議員の臭いパフォーマンスに
野次りたくなるような
「おそ松くん」であった。
かつては、
鈴木宗男を「疑惑の総合商社」なぞと
威勢よく面罵した辻本清美は
自分が秘書給与流用事件で有罪になり、
民主党の永田議員は
「偽メール」事件で
議員辞職後、自殺した。
正義漢面で
追求する側も
カチカチ山の狸で
火事ボーボーだった。
ツタヤ・カードの更新(216円)で
1本無料レンタル特典に
『シン・ゴジラ』の
リリース日だったので
借りてきてみた。
昼間っから
遮光カーテンを閉めて
映画館風にステレオ・アンプに繋いで
スピーカーからの大音声再生にしてみた。
最初のゴジラの
プロト・タイプが登場した時に、
あまりに円谷プロの
ウルトラマン怪獣っぽくて、
あーらら・・・と、
ゲンナリしてしまった。
まん丸眼んめに
赤いヒレは
ソフビっぽいやんけ・・・と、
思わずツッコミを入れたくなる。
何だか逃走モブとの
ギャップがあって、
やっぱ何処か
ウルトラQっぽくて
昭和臭い。
ゴジラに進化してからは
いくらかマシになったが、
今度は逆に眼んめが
小っさ過ぎひんかぁ~・・・と、
またまたツッコミ入れたなった(笑)。
ギャルタレが
眼が小っさくて
感情移入できひんかった、
とか感想を言うていたが・・・。
日本俳優陣、総出演
というような豪華な
キャスティングだったが、
ほんの数秒のチョイ出でも
「片桐はいり」は
キャラが立っていた。
気のせいか、
ゴジラの醜貌との対比で
いくらかキレイに見えたが、
錯視効果か・・・(笑)。
いっそ、
プロトタイプ怪獣やのうて
片桐はいりが腹這いで
ほうてった方が
よっぽどオモロカッタかも(笑)。
3.11被災者としては、
なにやらゴジラのカタストロフィーは
超巨大津波と原発事故を
彷彿させてならなかった。
庵野監督は
それを狙っていたのだと思う。
ゴジラが破壊しつくした瓦礫跡は
まさしく浜通り地区で見た様そのものだし、
火炎燃え盛る街々の様は
コンビナート火災や
気仙沼の大火そのものである。
そして、
ゴジラの口から
冷却剤を注入するクレーンという
アナログそのものの滑稽さは、
原発を冷却しようと放水・注水に
躍起になっていた様である。
仮設避難所や
放射線モニタリングのシーンをはじめ、
「帰宅困難区域」やら「除染」という
フクシマ県人には耳慣れた言葉が
ゴジラの放射能汚染に対して
使われており、結末では
汚染が半減して2、3年後には
復興が可能だ・・・という
希望的観測が語られる。
しかし、
現実のフクシマは
映画のようには楽観的ではない。
今も数百シーベルトの
放射線に遮られて
核燃料デブリには
手付かず状態なのである。
廃炉には30年かかるのだ。
主人公が
ゴジラの犠牲者に
合掌するシーンは
3.11への追悼であろうか。
今年度最期の勤務が
きのうで終わり、
今日から晴れて
3週間もの春休みである。
今朝の寝起きは
頭痛と体痛、首痛での
目覚めだった。
あ゛~…
である。
春先の体調不良は
いつものことだが、
ここを凌いで
5/28のリサイタルに
コンディションをピーキングに
もっていかなねばならない。
K中一の問題児だった
Hちゃんも無事に
高校合格してくれ、
美術の作品と苺ミルク飴を
置き土産に卒業してくれた。
担任の先生も
わざわざお礼のご挨拶に来られ、
共に大変だったことを労い合い
彼女の前途を祝福した。
このカラフルな作品を
春休み中に額装して
新年度から
カウンセリング室に
飾っておこうと思っている。
卒業アルバムの
教職員写真に
去年の4月、
写真館まで出向かされて
撮影されたものが載っていた。
アラ還にしては
白髪も目立っていなくて、
さほどに好々爺然とは
していないので安心した。
昨日は
肉系おかずが
何も冷蔵庫になくって
珍しい「ベジ弁」に
なってしまった。
でも、
オニギリだって
海苔と白飯と梅干だけでも
十分美味しいので、
柚子味噌を垂らしただけでも
けっこう満足のいくものだった。
今年度は
週一の弁当持ちだったが、
来年度からは仕事半減なので
週三に増やそうかと
思っている。
やがては
「日の丸弁当」も
実現させてみよう。