『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

久しぶりの・・・

2021-01-06 07:53:00 | 藤井 聡太
きょうは
月一のソーちゃんの
順位戦がある。

ここまで、
35勝1敗という
驚異的勝率できている。

このまま行けば、
来季はB級1組に
確実に昇級できそうだ。

なにせ、
たった1敗が祟って
昇級を逃し、
一年残留という
足踏みした年がある。

それほどに、
鎬(しのぎ)を削り合う
全棋士戦なのである。

順当に行けば、
来年にはトップのA級に
昇級できそうだが、
その中で一位になって、
はじめて『名人』への
挑戦権を得る、という
遠大が道のりなのである。

彼の小学生の頃の
文集の言葉が
「名人を超える」
であった。




去年は「二冠」をものにする、
という偉業を為したが、
果たして、今年は、
どんなサプライズで
ファンを喜ばせてくれるのか。

気鬱になりがちな
コロナ禍の今、
ソーちゃんの活躍と笑顔が
唯一の「希望」の象徴である。






きのうは
朝から鍼治療だったので、
アマゾンから配達予告の
メールが来てたので、
不在再配達になるのも
互いにロスなので、
玄関にメッセージと
段ボールを用意して出かけた。

買い物やらして
帰宅したら、
ちゃーんと意を汲んで
メッセージ伝票と共に
置かれていた。

何かと、
アマゾン買いが多いので、
この貼り紙と段ボールのセットは
玄関の隣室に
置いとくことにした(笑)。




ルネッサンス期の宗教曲が
マイブームなので、
ヤフオクやアマゾンで
廉価盤を探しては
コレクトしている。

昨晩は、
280円のラッススの
『レクイエム』を見つけて
落札した。

風邪気味の体調が
なかなか完治せず、
スッキリしない日々が続いてるので、
PC仕事や休息中に
穏やかな"祈りの曲"を耳にしていると
心が癒されていい。

ついでに、
敬愛する皆川先生の御著書で
音楽史の勉強を
楽しくさせて頂いている。

今日あたり将棋を見ながら
楽器の調整を兼ねて、
ルネッサンス期のリュート曲を
ポチポチ奏でてみようかと
思っている。





小人ファンタジーの
『ハクメイとミコチ』のファンで、
昨日も未読の巻を借りてきて
楽しく読んでいた。

作中にカヌレが登場して、
(こないだ、食べたばっかりやん…)
と、ほくそ笑んだ。





きのうは
夕餉の買い物で
珍しい「サガリ」という部位が
割引価格の200円になってたので、
"ぼっちランチ"用に買ってきた。

サガリは、
牛の横隔膜のうち
腰椎に接する背中側の部位を指し、
一頭から1kgほどしか取れない
希少部位だそうな。


英語で、
ハンギング・テンダー
(hanging tender)、
フランス語では、
オングレ(onglet)と呼ぶらしい。

コチジャンを使った
オレンジ・ソースでやってみた。


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楽聖の偉大さ

2021-01-05 05:05:00 | 音楽
今朝も雪降りで
庭にも薄っすら積もっている。

毎冬、気管支炎の長患いをするが、
今年は、暮れから
風邪気味の体調が長引いていて、
ちょっと良くなると
またぶり返してる。

寒む気、クシャミ、
鼻水、ダルさ・・・に加えて、
オシリ痛もいつもより
2割増しで痛めである。

散歩や体操、
ストレッチをやっても、
寒さのせいなのか、
カラダの筋硬直感がとれず、
オシリ痛にも響いている。

今朝は、
まるでALSばりに
硬直感と鈍痛で目覚めたので、
苦痛を我慢すると「うつ」になるから、
堪らわずに筋弛緩作用のある
アルプラゾラムと
鎮痛剤のイブプロフェンを
服用した。

そして、これから、
週2の鍼治療に出かける。

もう、14回も
施術に通っており、
無痛の日もポチポチあるものの、
未だに、オシリ痛に
劇的な改善効果は見られない。

先日、来られた
新潟のヒロミさんが、
気功法を「遠隔」で
やって下さっているが、
「股関節」にも問題があるらしい。




先日の『天気の子』の
メッセージじゃないが、
「痛み」や「コロナ不安」と
共に有りながら
【それでも、生きていく】
覚悟でいなっきゃである。

初孫のリッ君を
この目で見て、
この手で抱くまでは、
生きる気力も
萎えはしないだろう。





連日、
ベートーヴェンの
ピアノ・ソナタ「テンペスト(嵐)」の
三楽章を通して稽古している。

中間部に出てくる
わずか8小節の「長調」の
パッセージ(経過句)が
「ニ短調」から突然の転調なので、
まるで、雲間から射す陽光の
エンジェル・ステア(天使の階段)
のようで、神々しく、
弾いてて陶然たる気分になる。

そして、直後に、
一天にわかに掻き曇り、
重々しいモチーフが繰り返され、
「嵐」と「苦悩」が
戻ってくる。

実に、劇的な構成で、
さすがに楽聖の音楽の
深さ・見事さに
心打たれている。



皆川達夫先生の
ご著書が古くなり、
背が糊割れしたので、
自家製本で用いる
「木工ボンド」で補修した。

こういう時は、
製本技術があると
助かるものである。



『ミサ曲』を聴いてると、
子どもの頃、
音楽の授業で習った
『もろびとこぞりて』の
「グロリア・インネクセルシス・デーオ」
という祈り文が出てくる。




「ドイツ音楽の父」と称される
ハインリヒ・シュッツの宗教曲を
書斎と寝室のステレオで
仕事中と休憩中に聴いてるので、
一日、鳴りっぱなしである。

清澄で、荘厳で、美しいので、
まったく聞き飽きせず、
実に耳に心地よい。

シュッツはイタリアで
寺院オルガニストの
ガブリエリに師事したので、
その宗教声楽曲を
コロナお籠もりの現下に聴いてると、
ヴェネツィアやフィレンツェの
ドゥオーモ (大聖堂)内に
彷徨いこんだかのような気分になる。

シュッツから100年後に
バッハが誕生し、
そこから、
ベートーヴェン、ブラームスと
「グレイト3B」に連綿と
ドイツ音楽の伝統が繋がっていく
ミーム(文化的遺伝子)のようなものが
しっかと感じられた。

雪に閉ざされ、
コロナに閉ざされ、
ともすると鬱屈しがちな
閉鎖的環境ではあるが、
偉大な芸術に触れることで、
人間性の偉大さを再認識させられ
「生きる希望」のようなものを
感じさせられた
この冬休みでもあった。





スーパーで
クワイがあったので、
初めて買って、
初めてレンチンして
試食してみた。

懐石店で
味わったことはあるが、
現物をじかに手にしたのは
初めてであるので、
じっくりと観察してしまった。

表面の「青」が
絵的に美しい色味である。

カミさんも初めてらしく、
ふたりで
皮を剥いて味わってみた。

「なんだか、
栗とおイモの中間みたいだねぇ・・・」
というのは、
正鵠を射る テイスティングだった。

微かな苦みも特徴である。

落語の『百川』(ももかわ)では、
クワイのきんとんを
町内の若い衆に
丸呑みにさせられて
目を白黒する
田舎者の百兵衛が出てくる。

ウィキってみたら、
クワイ(慈姑)
学名:Sagittaria trifolia L. 'Caerulea'
「サギッタリア・トゥリフォリア・リンネ」
「カエルリア」
と言うそうだ。

河川や湿地で生活する
水生多年草(被子植物)
オモダカ科。

別名「田草」「燕尾草」。

クワイの語源は、
鍬(クワ)に似てることから
鍬芋と呼ばれたのが転訛した。

大陸から伝わった根菜の一つで、
ベトナム語では
根菜を「khoai」と言い、
「くわい」と聞こえる事から、
その呼び名となったともいう。

日本へは平安初期に
中国から伝来したという説もある。

アジア、ヨーロッパ、アメリカの
温帯から熱帯に広く分布する。

青藍色の青クワイ、
淡青色の白クワイ、
小粒の吹田クワイ、
の3種類があり、
いずれも水田で栽培される。

青クワイは、
ほくほくとした食感で
白クワイは、
シャリシャリとした食感。

クワイの塊茎は、
「芽が出る」ということで
おせち料理で縁起物とされる。

「塊茎は皮をむいて水にさらし、
アクを抜いてから調理する。
シュウ酸を含むので、
茹でこぼすのがよい。
ユリ根に似たほろ苦さがある」

あらま…。
ラップ&レンチンして
喰っちまった(笑)。

シュウ酸結石で
救急車に乗ったことがあったので、
2ケだけだったから
よかったわい(笑)。

やっぱ、
青っぽい食物は
どこか"毒っぽい"やねぇ・・・(笑)。





いつまでも抜け切らない
"グズクズ風邪"で、
"ぼっち飯"用の
おフレンチを創る意欲もわかず、
出来合いの
「ソーモン・フュメ」
(スモーク・サーモン)を
ドレッセだけした。


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孫に会いたし

2021-01-04 06:54:00 | 家族
フミから
帰省できなかったので、
代わりにリッ君の
画像が送られてきた。





今年の年賀状の
デザインにも
可愛い笑顔が使われていて、
ジジ・ババとも
思わず目尻が下がってしまった。







パニック映画の
『ポンペイ』を観た。

CGと解かっていても
なかなかの映像であった。

悲劇の古代都市が
火山・地震・津波という
「複合災害」によって
滅びてゆく様は、
3.11体験者には
絵空事のようには
思えなかった。

コロナ禍の今、
なにか自然災害が
一つ加わるだけで、
すぐさま複合災害が
発生してしまう状況下にあるからだ。

大雨・大雪・
台風・地震・・・と、
リスク・ファクターには
事欠かない日本列島である。

映画『ポンペイ』では、
ラストシーンで
主人公の恋人二人も
火砕流に呑まれ、
接吻したまま炭化して
塑像のような姿になる。

それは、
美しいブロンズ像のようだが、
天災の悲劇による
哀しみの姿でもあった。



『天気の子』をも
観てみた。

英語副題が解読できず、
ググッてみたら、
「weather」の動詞には、
「嵐や困難などを切り抜ける」
という意味があるらしく、
「weathering with you」を
「君と嵐のような今を切り抜ける」
と訳してみた。

それは、まさに、
コロナ禍の今、
「それでも、君と生きてゆく」
とも読める。

気象に対して、
地象という用語もある。

地震や火山など
地上の現象を指す。

さすれば、
コロナ・ウイルスは、
「生物象」とでも
言ったらいいのだろうか。

バイオハザード
(biohazard/biological hazard)
は「生物学的危害」の意味だが、
WHOの危険度レベルは・・・

「4」が、
個体や社会に対する高い危険度。
ヒトに重篤な疾患を起し、
容易に個体間の感染を起こす。
有効な治療や予防ができない。
(エボラ・ウイルス等)

「3」は、
個体に対し高い危険度、
地域社会に対し低い危険度。
ヒトに重篤な疾患を起すが、
通常の条件下では
個体間の感染は起こらない。
有効な治療や予防法ができる。
(A型インフルエンザ・ウイルス強毒株など)

このラベリングに従うと、
コロナ・ウイルスは
「3.5」辺りに相当しそうだ。




正月三が日まで
ツタヤの中古CDが
20%オフだったので、
ちまちまワンコインの
一枚ものを毎日買ってたが、
ドーンと5枚組と4枚組の
『シュッツ作品集』を買った。

・・・といっても、
中古物なので、
9枚で2.480円。

ビンボー性なので、
すぐに、1枚あたりの
単価を計算する癖があり(笑)、
チョチョイと
スマホの電卓で割ってみたら、
「275円/枚」と出た。

毎日、散歩のエサにしてた
ワンコイン(550円)の半値なので、
こいつはお得である(笑)。

シュッツは、
「ドイツ・バロックの父」と
皆川 達夫先生が認めている
バッハに先駆けること100年前の
大家である。

どれも器楽伴奏の宗教歌曲だが、
しみじみとして
深く力強い音楽であった。

皆川先生曰く、
「惰弱な自分が、
シュッツの音楽を聴くと
忸怩たる思いになり、
身がシャンとする」
らしい。

タレカ(横着者)の自分も
少しは背筋が伸びるか知らん、
と謹んで聴いている(笑)。

なんだか、
冬空の雲が厚くどんよりして
雪がチラつく今朝のような日には
とてもよく合う音楽である。





10年前のキーボードの
シフトキーが不具合が生じて、
新しい物に買い替えた。

アマゾンを見たら、
意外と安くって驚いたが、
いくらなんでも980円では
不安があったので、
レヴューを参考にして
2.273円の上級機にした。

それにしても安いなぁ・・・(笑)。

ついでに、
家で使っているのと同じ
「戻る」「進む」ボタンが付いた
マウスを学校用に購入したが、
これは1.000円だった。

市内のPCショップより、
やっぱし、アマゾンは
割安である。



ブルーレイ・レコーダーの
汎用リモコンで
TV操作が出来なくなったので、
同じものに買い替えたら(1.595円)、
まったく作動しなかったので、
どうやら、TV側の
受信の不具合のようだった。

なので、
丸々リモコン1台が
無駄になっちまった。

(゚◇゚) アラー …

長いこと生きてると、
電化製品では、
こーいう事が
しばしばある。

以前は、
ヤフオクにすぐ出品して
さばいていたが、
今は毎月500円の出品料が
課金されるのが嫌で
登録をやめてしまった。





家にある
「ソーモン・ロゼ」
(サーモン・ピンク)の
トリプレット・プレートを見て、
ここに本物の鮭をドレッセして
「クワトロ」にしたろ・・・と、
思いついて実行してみた。

生鮭を
バターで表面を軽くソテーし
「たたき」のような状態で
エマンセ(薄切り)にして、
レモン・オリーヴ油をかけ回し、
フヌイユ、ポワヴル・ルージュを
添えてみた。

最後のお雑煮と
三が日のお昼の菜にしたら、
カミさんが
「甘くて、オイシイねぇ・・・」
と感心していた。


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松の内

2021-01-03 07:45:00 | 楽器製作
今日まで「三が日」
まだ「松の内」である。

カミさんは
明日から学校に行くという。

自分は七日から
自宅カウンセリングが始まる。

年末年始も
アッと言う間に
過ぎようとしている。

一月「行く」
二月「逃げる」
三月「去る」
と言われるように、
殊に年始の
心理的時間の過ぎようは
速く感じるようだ。

歳をとるごとに
時間が速く感じるのは、
先が見通せるからだという。

園児の頃は、
時間が長いように思われたのは、
時間的展望が
せいぜい明日どまりだった
せいである。

それが長ずるにつれ、
一週間先が見通せ、
一月先が見通せ、
数年先まで考えられるようになると
心理的時間の矢は
【光陰矢の如し】となる。

高齢化すると、
もう、死期・寿命から
逆算するように
人生を展望するようになるので、
時間経過の体感速度は
勢いよく流れ落ちる
砂時計の如くなるのである。

かと言って、
日がな一日、ボケーッと
雪景色を見てるわけにもいくまい(笑)。

してみれば、
認知症で呆けるのが、
「神の恩寵」と言われるのも
むべなるかなである。

半ば夢うつつ状態で
タイムアウトの焦燥感と
死の不安・恐怖を
意識せずにすむかもしれない。




ピアノの「ホ」音
(中央の一点ハ音から
6度下の『ミ』)の巻線が
1本「ボン線」になってしまった。

指で弾いても
ビーンと音が伸びずに
鼻が詰まったような
ボクンという音に
なってしまうのを
「ボン線」という。

これは、
ギターやリュートでも
低音弦の銅巻き弦の
巻いてある極細の銅線が
切れて緩むのが原因である。

底板を外して
故障弦を取り出してみたら
案の定そうだった。




ダメもとで、
試しに金属接着剤で
緩んで切れた部分を
補修して元にもどしてみたが、
いくらかマシになった程度で
やっぱり「ボン線」状態が
改善することはなかった。

仕方がないので、
その1本だけを
ばら売りしてくれる
個人ピアノ修理店に
見積メールをだしたが、
正月休業中でまだ返事が
帰ってこない。

ギター弦の感覚なら
高くても1000円程度だが、
数千円もするようだったら
肝を潰しそうだ(笑)。

なんでも、
職人さんが1本ずつ
手巻きで造るというので、
3000円くらいは
覚悟しているが・・・
果たして、いくらすんのか
ドキドキものである。




散歩のたびに、
毎日のように、
近所の八幡様に
ご祈念している。

国試受験の時も
ご利益があったので
霊験あらたかと信じて、
オシリ痛の完治をお願いしている。

家のご神前でも
一年越しで
ご祈念させて頂いているが、
いまだに完治の
大み陰を蒙るには至っていない。

でも、物は考えようで、
コロナ感染で重症化致死になる処を、
毎日のオシリ鈍痛で
ローン払いにして(笑)
寿命を継いで頂いているのだ、
と「思い替え」させて頂くと、
この"痛み"も有難い
ご神慮なのかもしれない、
と受容できるものである。

こういう
リフレーミング法は
信仰心がなくとも、
心理療法の
ブリーフ・セラピーでも
よく戦略的に処方される。




横着者の自身を
なんとか散歩させようと
「外発的動機づけ」という
「馬の鼻先にニンジン」
の原理を援用して、毎日、
ツタヤまで出向いたら
ワンコインの中古CDを
1枚買ってよろしい・・・
としている(笑)。

10枚まとめ買いしたら
5.500円になる処を
10日散歩させる為に
5.500円の分割払いで
フィットネス・ジム料金を
払ってるような感覚でもある。

こういうのを
クライエントの方々には
「金で解決できるものは
金で解決せよ」
と助言している(笑)。

きのうで7日続いているので、
10日間は続けて、
その後、惰性で
散歩が慣習になってくれると
シメシメなのだが・・・(笑)。

生来のタレカ(横着)なので、
そうはいかないかも・・・
という思いもしている(笑)。



この冬は、
ルネッサンス期の
声楽+古楽器アンサンブルにハマり、
昨日も
カルロ・ジェズアルド
(Carlo Gesualdo/1566年-1613)
というイタリアの作曲家の
マドリガーレ集を買ってきた。

このシトは、
当時、公国君主にして伯爵で、
浮気した奥方と愛人を殺害し、
逃亡生活を過ごしたという
大変な貴族である。

皆川 達夫先生のご著書によれば、
「それゆえの、
マニエリスム的な処がある」
との事だったが、
何の事か解からず
ウィキってみた。

マニエリスム
(伊: Manierismo/英: Mannerism)
とは、ルネサンス後期の美術で、
イタリアを中心にして見られる
傾向を指す言葉である。

英語読みでは
「マンネリズム」で、
その語源であるが、
意味は現在のものとは違う。

イタリア語の
「マニエラ(maniera:手法・様式)」
に由来し、
盛期ルネサンス芸術の
明快で調和の取れた表現とも、
バロック芸術の
動感あふれる表現とも異なった
「過渡期」特有の表現をさす。

新奇な意匠や凝った技巧を
好んで用い、
宮廷的・貴族的性格が濃く、
社会混乱による精神的危機を反映し、
錯綜した空間構成、
非現実的な色彩法、
幻想的寓意性などの
作為性を特色とする。

絵画では、
具体的には、
遠近法が平板化されたり、
短縮法を誇張して
首や胴を長くしたり、
身体を歪ませたりと、
と怪しげな表現が為された。

スペインの画家
エル・グレコも
その流れだというので
いくらか了解された。




おせちに使った
カマボコの板を
捨てずに洗って
ドレッセに用いてみた(笑)。

牡蠣を片面だけ
パネ(パン粉焼)にして、
"板付き"にした。

信楽の俎板皿なので、
フレンチというより
ほとんどモダン和食である。





やっぱり
洋皿にドレッセしないと
フレンチっぽく
感じられないものである。

牡蠣フライで余った
自家製の生パン粉
(フードプロセッサーで砕いた)
をガーリック・オイルで揚げて
牡蠣の上に盛ってみた。

スペイン料理では
「ミガス」(パンくず)
と言われる。

トマトソースには、
お気に入りの
「スコーピオン」という
通常タバスコの30倍辛く
香辛料も沢山入ったものを
加えてみた。




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年末年始太り

2021-01-02 05:59:00 | 季節
数年に一度の「大寒波」が
到来するというので、
構えて、用心してたら、
なーんのこたぁない、
大した積もりもしなくって、
【大山鳴動して鼠一匹】だった(笑)。

ほんでも、
只見では
112㎝も降ったらしいから
会津から向こうは
大変だったようだ。

たしかに、
この寒波で
寒さは身に沁みてるみたいで、
散歩しててもカラダが
コチコチ感があって
硬く感じた。

そのせいか、
筋肉が縮こまって
神経を圧迫してるのか、
オシリ痛もなかなかである(涙)。




年末年始は、
さすがに、自宅カウンセリングも
ギターレッスンもないので、
まるっきりのオフ感があり、
文字通り、のんびり
過ごせている。

ただ、
尻筋アップのための
運動やストレッチも
欠かさないではいる。




そろそろ年賀状を
やめたいと思い、
今年は初めて、目上の先生
お二方にしか
「先出し」しなかった。

それでも、
元日には、ガバリと来たので、
返事は書かねばならず、
書室に籠って
毛筆のお稽古のつもりで
丁寧に宛名書きをした。





きうのも散歩がてら
中古外盤のワンコインCDを買いに
ツタヤまで出かけたが、
正月三日まで20%オフセールで
419円に値下がりしていた(笑)。

『嘆きと喜び~
17世紀イタリア修道院
受難週の音楽』 
カペラ・アルテミシア
という女性楽団の
声楽+古楽器アンサンブルで、
まるで女性版『グレゴリオ聖歌』のような
教会音楽で、雪の夜に
寝室の灯かりを落として聴くには
うってつけての雰囲気だった。

伴奏には、
大型リュートのテオルボや
バロックギターの他に、
珍しいリオーネも用いられており
古楽器好きには堪らなかった。









正月のおせちの
ドレッセも
とーちゃんの係なので、
既製品の紅白カマボコやら、
キントンやら、黒豆やらを
松花堂弁当箱とその蓋に
懐石の四つ椀を用いた。

自家製のものは、
ローストポークと
大根漬けだけである。

子どもたちが帰省したら、
ここにカニを付けていたが、
今年は夫婦二人っきりなので、
質素にいくことにした。




「一日一膳」じゃないが、
毎日の"おフレンチ"も
一皿加えた。

もっぱら
夏のソーメンや冷麺類に
用いている、
ギヤマンの魚型大皿に
牛ランプのソテーを
ドレッセしてみた。

新年元旦の晩だったので、
お歳暮に頂戴した
山梨のスパークリング・ワインを
お祝いに開けた。




クリスマスの25日に
到着予定だった
クリームチーズと
ブルーベリーのアイスケーキが
年末に遅配されたので、
これも新年のお祝い物とした。

冬休みと同時に
風邪をひき、
加えて、クリスマスやら
年越しやら、お正月で、
御馳走が続いて
「糖質制限食餌療法」も
何処へやらになってしまい(笑)、
体重も1㎏ばかり
リバウンドしちまった(焦り)。

。゚(|||´Д`|||)゚。   


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