『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

幸福度

2022-05-21 08:14:00 | ノンジャンル
きのうは
久しぶりに給食カレーを
味わってきた。

おこちゃま向きの味付けなので、
持参しているスパイス類
(ケイジャン、ガラムマサラ)や
そばつゆなどで味を改変し
自分好みにしてやっている。





牛乳も
まんま飲むのは好きじゃないので、
ブラックコーヒーを
ペットボトルに入れて持参して、
カフェオレにして飲んでいる。

味変もコーヒーも
生徒には内緒で
気付かれないようにはしているが・・・(笑)。









仕事から帰宅したら
吾妻ひでおの『不条理日記』が
届いていた。

ギャグマンガ家は、
無限にギャグを捻り出せないので、
メンタルを病む人が多いというが、
吾妻ひでおも御多分に漏れず、
アル中や鬱を病んで
早死にした。









2021年の
世界の「幸福度ランキング」で、
日本は57位だったという。

コロナ禍にあって、
現在、100万人の死者数を突破した
アメリカの19位をはじめ、
軒並み10万人を超えている
英仏伊でも日本より
上位にあるが、
これは国情云々よりも
個人の「自己肯定感」などを
調査したものである。

2010年と2017年の
比較データがあるが、
日本はコロナ禍以前でも、
「Low Self Esteem」
(低自己評価)群が
過半数いるということである。

このことは、
教育臨床の心理査定でも
大事な基礎概念で、
不登校やうつ病などの
リスク・ファクターにもなっている。

フランクルの実存療法に基づいた
PIL(生き甲斐テスト)でも、
最近の子どもたちは
低い傾向にある。

日本はGDPが落ちたとはいえ、
未だに世界第三位の
裕福国家のはずである。

にも、かかわらず、
半数以上の人たちが
「生きていて楽しくない」
「自分に価値がない」
と思っているのは、
由々しきことである。

「自己評価」という
パラメータだけを注目すれば、
「米中韓」に劣った
脆弱なメンタル構造といえる。

自分を無価値と思う人は、
他責的になったり、
足を引っ張ることに
向きやすい。

それが、
ネットでは誹謗中傷や
炎上という
非生産的で愚かしい
コミットメントとして現れる。




ロシアの起こした戦争の
「バタフライ効果」で、
世界経済が悪化し、
日本でもこの4月から
食料品からガソリン価格まで
軒並み値上がりしている。

今朝の朝刊では、
平均的家庭で、
5000円/月の負担増
という試算である。

それなのに、
ここ何十年も
給与水準は一向に
改善していない。

物価は値上がりし、
所得は頭打ちだと、
「stagnation(景気停滞)」と
「inflation(インフレーション)」
の合成語で
「スタグフレーション」という。

身も蓋もなく
解り易く言えば、
段々ビンボーに陥っている、
ということである。

このままだと、
この列島国は「劣等国」になり下がり、
富裕国が当たり前にできることが、
出来なくなるようになるかもしれない。

1990年から30年間をみても、
給与水準が横ばいなのは、
「変化」を嫌う、
「既得権益」にしがみつく、
という日本人のメンタリティが
自公政権の独裁体制を許し
結果として
発展を妨げているように見える。


*********


子どもに対する
「親の権威度」の調査では、
やはり、他国に比べて、
日本はそれが低い。

この事は、
昭和の末期頃から言われていた
「父性性」の喪失
という現象が
より顕著になってきた
ということである。

それは、
「頑固オヤジ」が減った、
というような単純なことではなく、
家庭内において
「ダメなものはダメ」
「ならぬ事はならぬ」
という父性原理が
機能しなくなってきた、
という事なのある。

子どもの健全な成長にとって、
「インヒビター(阻害者)」的な機能は、
時に、必要なもので、
【不退転の壁になる】
という存在が、
家庭や社会になくなってしまうと、
子どもは不安に陥ったり、
「一線を越えてしまう」事件を
起こす事にもなる。

死別・生別で
父親を喪失した家庭児を
相当数カウンセリングしてきたが、
中には、
IQが130以上ありながら
自己肯定感が低かったり、
希死念慮や他害衝動を抱く子も
少なからずいた。

この事は、
知性や母性のみでは、
健常発達と社会適応が
難しいという事を
示しているように思われる。


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リバーブ効果実験

2022-05-20 07:46:00 | ギター
仕事から帰宅して、
やれやれと風呂に入っていたら、
ピンポーン♪と玄関チャイムが鳴り、
出るに出られず
やり過ごしていた。

風呂上りに
玄関を開けてポストを見たら
何も無かったので
怪訝に思っていた。

そしたら、
カミさんが帰宅して、
「ドアにぶらさがってたよー」
と、袋を持って来てくれた。

見ると、
先日のアンムクライ会の
アンちゃんが、
わざわざ自分ちで採れた
苺を持って来てくれたのだった。






摘みたての新鮮なイチゴを
夕飯後に、カミさんと
ありがたく頂いた。








我が家に二本ある
サクランボの樹の
「ナポレオン」も結実した。

袋掛けをしないと
色づいたとたんに
すぐ鳥に喰われてしまう。










YouTubeで
スプリングを
リバーブ効果に使おうと、
ギター内部のブリッジ(駒)と
ボトムに装着しているのを見て、
さっそく自分も古いギターの
裏板を剥がして真似してみた。

これから、
裏板を張り直し、
弦を張ってみて、
どの程度、残響効果が生じるか
実験してみる。






コロナ禍が
まだまだ収束に至らず、
感染者数が減らずに
ジリジリしている。

諸外国の真似をして
屋外ではマスクを外してもよい、
という論議が出ているが、
やはりスーパーなどの
買い物では必須であろう。








今朝方、
大阪のミカちゃんから
リク坊の最新画像と動画が
送られてきて、
そのなかで車で寝落ちした
寝顔が可愛いくて、
カミさんと
「天使の寝顔だねぇ・・・」
と見入っていた。


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実験

2022-05-19 05:37:00 | ギター

きのうは
27℃まで上がったが、
湿度が低かったので、
まあまあ過ごしやすくはあった。

そんでも、
気晴らしに、
自分にとっての
サンクチュアリ(聖域)でもある
ビッキ沼へと出向いてみた。





吾妻山の南側からだと、
雪兎も正面から見るような
キレイな形では見えない。








ビオパークの睡蓮は
まだ数輪しか咲いておらず、
ひと足早かったようだ。

来週くらいが
見ごろになりそうである。

ビッキ沼では、
森の入り口に立ち、
鳴き交わす鳥たちに交じって、
ソプラニーノの甲高い音で
鳥の鳴き声を真似てみた。

数分間、
交信を試みたが、
レスポンスは得られず、
やっぱり何らかの
パターンや周波数が
マッチしないと
ダメなのであろう。








現在、売り切れ中で
入手困難な、
スプリングリバーブの
代替品をホームセンターから
調達してきて、
どの程度の効果が出るか
実験してみた。

本体価格16.500円を
1300円ほどで
効果が出れば、
【占め子の兎】である。

意気揚々と
U字型鉄棒に
スプリングを取り付けたはよかったが、
そのままでは
ギターの音孔からは入るはずもなく・・・
(やっちまったか・・・)
と、思わず笑えたが、
冷静に気を取り直してみたら、
もっかい外して
中で組み立てればいいと気が付いた。

でも、
言うは易く行うは難し・・・で、
この作業が難航した。

なにせ、孔からは
片手しか入らず、
しかもインヴィジブルなので、
勘だけが頼りである。

それも、
「智慧の輪」みたような
試行錯誤の末に
ようやく形を成し、
いざ音響実験となったが、
これがサッパリだった(笑)。

(_ _。) ガクッ 

それでも、
本物と比較してみると、
表面板からの振動を
U字型棒が拾わないと
効果がない事が分った。

ただ、
スプリングをギター内に
入れただけではダメなのである。

なので、
古楽器工房に休眠していた
古い練習ギターの
裏板を外して、
直接、ブリッジ(駒)に
ヒートン(金属フック)を付けて
ボトムのブロックとの間に
スプリングを張ってみよう、
と考えている。






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あと3ケ月でクローズ

2022-05-18 08:34:00 | ギター
今週は、
水曜のオフ日を挟んで
月火・木金の
四日勤務日なので、
どうしても真ん中の水曜は
月火の疲れを癒し、
木金に備える・・・という、
老人シフトになってしまう(笑)。

四十年前の
20代の頃には、
そんなことは考えもせず
ガムシャラに働いていたが、
還暦・定年の歳を超えて尚、
働くには、カラダが資本でもある。

金光教の食後訓に
「体(たい)の丈夫を願え。
 体を作れ。
 何事も、体が元なり」
という、
教祖のみ教えがある。

毎食後、
唱えているわけではないが、
時折、そーだよなぁ・・・
と、思うことがある。

先日の食事会では、
その朝方まで、
ずーっと一週間ほど
胃腸の調子がよくなって、
クスリやヨーグルトで
セルフ・メディケーションを
行っていた。

せっかくの豪奢なフレンチを
美味しく頂けなかったら
ツマンナイと危惧してたが、
気の置けないメンバーたちと
楽しく大笑いしながら
ひと時を過ごしたら
胃腸の不調などスッカリ忘れていた。

つくづく、ACT
(アクティヴ・コミットメント・セラピー)
の原理を思い出した。

何かに楽しく没入してると、
その症状を忘れる事ができ、
改善に至ることもある、
というのである。

ところが、
きのうは仕事に行くと、
また同様の症状が
ぶり返してしまった。

【病は気から】
というのは、
半分当たっているのかもしれない。





仕事から帰ると、
玄関に設えていた
臨時の私設「宅配ボックス」
(段ボール)に、注文していた
吾妻ひでおのコミック3冊が
届いていた。








入浴後、
さっそくベッドに
ひっくり返って
『やけくそ天使』から
読み始めたが、
そのハチャメチャな
アダルト・ギャグには
打ちのめされてしまった。

やっぱり、
この人は
どっかぶっ飛んでるなぁ・・・
と思わされもした。






毎晩、
YouTubeを
半時ほど見て、
目ぼしいサイトを
探し回ってるが、
『ナチュ・リバーブ』なる
ギター・アイテムの
お試し動画を見て
驚いてしまった。

何のことはない・・・
スプリングの装置を
楽器内に鋳込んで
磁石で固定するだけで、
自然な残響効果が得れるのである。

価格を見たら、
16.500円と
けっこうなもんだったが、
試しに注文しようとしたら、
「SOLD OUT」状態だった。

構造的に
ホームセンター用品で
作れないこともないので、
今日あたりブラッと
見てこようかと思っている。







土湯温泉やビッキ沼へ
行く途中に、
ローカル・スーパーの
『キクタ』があり、
よく寄っている。

ここに納めている
ブーランジェリー
(ベーカリー)のパンが
秀逸で、ちょいちょい
買い求めては、
戸外ランチとしている。







Facebookのみの
『リュート・マラソン』のような
演奏をアップしたときに、
「超いいね」の「♡マーク」が並ぶと
なんだか、「シロートのど自慢」で
キンコンカン♫・・・と、
鐘が鳴ったようで
嬉しい気分になる(笑)。

Facebookは、
実名登録なので、
コメントや「いいね」も
すべて面識のある方々から頂く。

大学の同級生と教え子が多く、
学校関連、音楽関連の
友人知人の方々である。

しかも、
「一般公開」はせず、
100名程度の「お友達限定」での
公開に設定している。

なので、
「荒らし」や「炎上」は
おこるはずもない(笑)。

ティーカップは
「一般」公開のみなので、
幾度か「荒らし」や「炎上」の
憂き目にも遭ったことがある。

そのティーカップも、
8月末でサービス終了になるので、
同様に一般公開の
「Goo Blog」に移行しないと、
これまで閲覧して下さっていた方々に
申し訳ないなぁ・・・と、思っている。


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お菓子がいっぱい・・・

2022-05-17 06:07:00 | 食物・飲物
おとついの
アンムクライ会では、
『ふくの季』での
デジュネ(ランチ)の後は、
土湯温泉に赴いて
温泉街散策となった。




五月の新緑の借景には
残雪を残す安達太良高原が
望まれた。








川沿いで
野点(のだて)のような
趣向をやろうと、
三段滝前の小橋の下を
くぐり抜けた。

アンちゃんが、
自撮りモードで
滝をバックに撮影したら、
我もわれも・・・と、
みんな、交代で
自撮りをした(笑)。








メンバー三人から
それぞれ菓子折りを頂戴し、
カミさんと
夕食後の甘味として
美味しく頂いた。

今週いっぱいは
お菓子に不足することは
なさそうである(笑)。

アンちゃんは、
自宅の庭に実った
サクランボを持ってきてくれたが、
我が家と同様に
葉巻病に罹ってるらしいが、
それでもキレイになって
収穫できたようだ。

『ふくの季』のシェフからは、
フレーズ(苺)の
自家製コンフィチュール(ジャム)を
お土産に頂いた。












お寺の大黒さん(奥さん)の
ムクちゃんからは、
檀家の方? から頂いたという
短冊を「使わないので・・・」
というので、一箱(50枚)
持って来て下すった。

中に、「小売価格100円」
というシールまで入っていて、
50枚だと五千円分にもなる。

去年の例会で、
自宅の書室を披露し、
描き溜めてあった
表装前の作品のいくつかを
三人にお土産に差し上げたので、
それで、思い出して短冊を
持って来てくれたのだろう。

してみりゃ、
なんでも、自慢したり、
作品類を差し上げてみるもんである(笑)。

現マイブームの
『リュート・マラソン』が
ひと段落したら、
この50枚もの短冊を使い切るべく、
また、書の稽古と
「藪本 積穗」流俳画の復習を
しようかと思っている。

まさしく、
アフォーダンス理論のように
「物」が「人」に働きかけて
行動を起こさせてくれるようである。







二連勝で
防衛「王手」となった
ソーちゃんの叡王戦。

棋戦のライヴ観戦で
好きなシーンがいくつかあるが、
中でも、対局開始の折、
一座を共にする全員が
「総礼」する場面である。

これは、
茶の湯にも通ずる作法で、
儀式ばってはいるが、
決して形骸的なものでなく、
そこに心が籠っている事が
察して取れる。

対局者どうしが、
最初に駒を並べる時も、
上手の叡王側が
まず一礼してから
みずからの「王将」を手にとり
パチリと盤に並べ始めるのである。

そして、
勝敗が決した後でも、
勝者は勝ち誇らず
敗者に惻隠の情を持ち、
敗者は感情を肚に抑えて
毅然と振る舞う。

叡王が盤上の駒を
一つ一つ丁寧に仕覆に納め、
駒箱に片付ると、
盤の中央に置き、
「ありがとうございました」
と互礼をする。

すべての棋士たちが、
奨励会という
厳しい戦いの合間に、
駒磨き、盤磨き、
対局場の設営、
師匠、先輩への敬意という
修行を経ているので、
無思想な会社や組織とは
異なる精神世界でもあるのである。

いってみれば、
「将棋道」という、
日本古来の伝承技芸の
「道」でもある。

このような
ジャポネスクを持たず、
ミスるたんびに
ラケットを叩きつけるような
錦織や大阪ナオミが
好きになれないのは
当然至極である。

イチローや松井だって、
自らのグローブやバットを
どれだけ丁寧に扱い、
グランドに入る時に一礼するなど、
しっかりジャポネスクをもった
見事なアスリートである。










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